(株) アルファ 2012年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
   2012年
3月期
2011年
3月期
増減率
(%)
要因
全社
売上高 47,674 47,337 0.7 -
営業利益 2,160 2,460 (12.2) -
経常利益 1,837 1,939 (5.3) -
当期純利益 1,072 1,519 (29.4) -
自動車部品事業
売上高 日本 20,342 20,432 (0.4) 1)
北米 8,698 8,641 (0.7) 2)
アジア 13,283 13,001 2.2 3)
営業利益 日本 1,537 921 66.9 -コスト削減を継続的に推進。
北米 (538) (400) - -
アジア 920 1,599 (42.5) -タイの洪水対応等が影響。
 
要因
1)
-主要得意先の生産台数は回復するも、海外への生産移管が進んだ。

2)
-主要得意先の自動車生産台数が増加したことにより増収となったが、生産体制見直しによる費用が発生した。

3)
-中国、タイにおける主要得意先の自動車生産台数が増加した。

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2012年3月期 2011年3月期 2010年3月期
全社 1,310 1,279 1,074
自動車部品事業 954 942 780

開発動向

 自動車部品事業
-新製品開発案件としては、次世代のESCL (電動ステアリングロック)では衝突安全と防盗性向上を、また、アウトサイドハンドルでは、廉価および軽量化に取り組んでいる。
-キーセット、アウトサイドハンドル、インサイドハンドルは、原価低減に対応すべく車種ごとに異なるデザインや車載条件を統一させ、製品の系列化と部品の共用化を図っている。一方で、グローバル標準から地域特有の仕様に適合させたグローバルユニーク化に取り組むとともにコスト競争力を高めることで、主要顧客から新興国での製品受注にいたった。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2012年3月期 2011年3月期 2010年3月期
全社 2,666 2,269 2,076
-2012年3月期の設備投資費は、総額 2,666百万円。
-生産設備は、設備の拡充、合理化並びに更新等を実施。
-生産設備以外では研究開発施設の充実・強化等を実施。
-自動車部品事業では、ALPHA INDUSTRY (Thailand) Co.,LTD.の金型で208百万円、機械装置で154百万円、Alpha (Guangzhou) Automotive Parts Co., Ltd.の機械装置で141百万円の設備投資を実施した。

設備の新設計画 (自動車部品事業)

(2012年3月31日現在)
会社名/事業所名
(所在地)
設備の内容 投資予定
金額
(百万円)
着手 完了
予定
同社
群馬工場
(群馬県 館林市)
金型 298 2012.04 2013.03
子会社・関連会社
Alpha Industry (Thailand) Co., Ltd.
(タイ プラチンブリ県)
機械装置 289 2012.01 2012.12
Alpha HI-Lex S.A. de C.V.
(メキシコケレタロ州)
機械装置 651 2012.01 2012.12
Alpha (Guangzhou) Automotive Parts Co., Ltd.
(中国広東省広州市)
機械装置 273 2012.01 2012.12
金型 150 2012.01 2012.12
Alpha Industry Jalisco, S.A. DE. C.V. 建物および機械装置 2,962 2012.01 2012.12