2008年の業績

（単位： 百万元）	2008年	2007年	増減率(%)	要因
売上高	5,716.97	5,165.72	10.7%	-国内外の景気後退の影響を受けたものの、営業努力により売上が増加。
営業利益	281.03	962.07	(70.8%)	-原材料価格の高騰によるコスト増。 -フロートガラス4ラインの生産停止に伴い固定資産減損損失418.42百万元を計上。 -人民元高による為替差損。
経常利益	314.89	979.59	(67.9%)
純利益	246.05	917.21	(73.2%)

合弁会社設立
-2008年度、寧波馳飛汽車零部件有限公司(Ningbo Chifei Automobile Parts Co.,Ltd.)と合弁で、モールディングの生産子会社「寧波福耀汽車零部件有限公司(Ningbo Fuyao Automobile Parts Co.,Ltd.)」を設立。出資比率は同社49%、寧波馳飛51%。
　 また同社は2006年設立の100%子会社「福耀(福建)汽車配件有限公司(Fuyao Fujian Automobile Fittings Co., Ltd.)」の株式51%を寧波馳飛に譲渡し、両社の合弁子会社として再編した。

生産ライン停止
-2008年11月、12月、世界同時金融危機の影響によるガラス需要の急激な減少に対応し、保有する9本のフロートガラス生産ラインのうち4ラインを停止した。生産を停止したラインの内訳は、福清工場1ライン、双遼工場1ライン、海南工場2ライン。今回の生産ライン停止に伴い同社は固定資産減損損失418.42百万元を計上した。

<研究開発施設>

名称	福耀研究開発中心 (Fuyao Technical Center)
業容	-自動車ガラス研究所、建築ガラス研究所、フロートガラス研究所、先端技術研究所、CAE/CAM応用開発部、技術情報と特許部、検査・試験センター、計画・プロジェクト管理部、設備技術研究所、金型工具研究開発センターなど10の部門で構成。 -2006年9月に国家クラスの企業テクニカルセンターとして認定された。 -同社は2005年に1.57億元、2006年に2.1億元をテクニカルセンターに投資。

製品開発
2008年は以下の製品を開発した。
-自動車フロントガラス用Low-Eコーティングガラス。
-新型紫外線防止フロートガラス材料。

設備投資の状況(2008年12月時点)?

プロジェクト	予算 (百万元)	本年度の投資 (百万元)	投資済額の 対予算比率(%)	進捗状況
「福耀玻璃(湖北)有限公司」の自動車用安全ガラス生産設備建設	250.0	231.7	95	建設中
「海南浮法玻璃有限公司(海南省)」の高級フロートガラス生産ライン2本建設	830.0	34.4	98	第1ライン生産開始 (2007年8月) 第2ライン生産開始 (2007年10月)
「広州福耀玻璃有限公」の安全ガラス生産設備建設	600.0	88.1	95	生産開始 (2007年10月)
「北京福通安全玻璃有限公司」の安全ガラス生産設備建設	476.6	66.5	98	生産開始 (2007年8月)