CHANGZHOU NRB CORPORATION[常州光洋軸承股份有限公司] 2017年12月期の動向
業績 |
(単位:百万元) |
2017年12月期 | 2016年12月期 | 増減率 (%) | 原因 | |
売上高 | 1,460.62 | 1,112.32 | 31.31 | 純利益減少の原因: -のれん(営業権)の減損 -原材料価格の高騰 -新規業務、新製品への初期投資が増加 -市場の急増による運送費の増大 -政府補助金の縮小 |
営業利益 | 15.83 | 63.78 | (75.18) | |
経常利益 | 24.24 | 78.82 | (69.25) | |
純利益 | 12.06 | 64.36 | (81.26) |
事業提携
-2017年7月、SKFと戦略提携大枠合意書を締結。合意書によると、SKFは既存の第三者サプライチェーンを利用し、ニードルローラベアリング の供給範囲を拡大する。光洋軸承はSKFの顧客に対しニードルローラベアリングを供給する。両社は欧米、アジアの、EV及び新エネルギー車を含む自動車市場を共同で開拓する。(2017年7月25日付け会社公告より)
受注
-2018年4月、同社はSKFよりSCANIA GWトランスミッション向けベアリングと部品10種の開発・生産サプライヤーに指定された。常州光洋は製品開発に着手するとともに、SKFの詳細な製品開発進度とオリジナルサンプルに合わせ準備作業に入る。(2018年4月17日付け会社公告より)
研究開発費用 |
(単位:百万元) |
2017年12月期 | 2016年12月期 | 2015年12月期 | |
研究開発費用 | 54.61 | 46.05 | 27.41 |
売上高に占める比率(%) | 3.74 | 4.14 | 5.04 |
研究開発体制
-2017年末現在、364名の研究開発要員が在籍。
研究施設
-2つの省級R&Dセンター「江蘇省ニードルローラベアリング技術研究センター[Jiangsu Province Needle Roller Bearings Engineering Technology Research Center]」および「江蘇省認定企業技術センター[Jiangsu Province Enterprise Technology Center]」を保有。同センターに製品研究部門、工業技術研究部門、装備研究部門、情報研究部門、試験センターなど6つの部門を保有。試験センターは中国合格評定国家認可委員会(CNAS: China National Accreditation Service for Conformity Assessment)の認定を取得。
研究開発活動
-2017年、研究開発したプロジェクトの数は49(うち、前年からの繰り越し案件は34)、産学研プロジェクトは2つ。
特許
-2017年、新たに53件の特許を取得、そのうち、22件は発明特許、31件は実用新型特許。2017年末現在、263件の特許を保有。そのうち、75件は発明特許、186件は実用新型特許、2件は外観特許。
設備投資額 |
(単位:百万元) |
プロジェクト | 予算 | 2017年投資額 | 進捗(%) |
自動車用精密ベアリング | 306.20 | 0.13 | 49.77 |
実験台 | 2.45 | - | 51.94 |
精密鍛造工場 | 38.50 | - | 1.38 |