・プロトンは7月3日、2024年6月の販売(輸出含む)が前年同月比で23.4%減の1万999台となったと発表した。
・6月の販売は計画的な業務改善活動のために工場で実施した1週間の稼働休止による減産の影響を受けたものの、市場シェアは19.1%となった。
・2024年上半期の累計販売台数は前年同期比4.7%減の7万3,696台だった。
・プロトンはNVH (騒音・振動・ハーシュネス)に関連する20カ所以上の改良を施したBセグメントSUV 「X50」を6月に発売。既に1,711台が販売され、BセグメントSUVの最量販車の座を奪還した。また、設備更新による増産で、今後数カ月のうちに販売増につながるとみている。
・6月の同社販売をモデル別にみると、Aセグメントセダン「サガ(Saga)」が5,441台で最も多く、コンパクトセダン「S70」が1,440台、Bセグメントセダン「ペルソナ(Persona)」が1,309台と続いた。
・同社はEV事業に関して、傘下のsmartブランドによる新車投入、新EVブランド「e.MAS (イーマス)」から初のモデルの発売が間近に迫っており、2024年下半期はさらにプラスの展開が期待できると述べた。
(From Proton press release on July 3, 2024 and on July 6, 2023)