プロドゥア (Perodua)のすべて

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 ニュース
2024年07月25日(木)

・マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)は7月19日、MCE Holdings (MCE)の100%子会社である自動車部品メーカーMulti-Code Electronics Industriesがプロドゥアの電気自動車(EV)向けに電子部品・メカトロニクス部品を供給する契約を1,960万リンギット(約6億4,000万円)で獲得したと発表した。

・これにはマルチメディア・ディスプレイ、インストルメントパネルクラスター、先進運転支援システム、ファンクショナルスイッチ、車内照明などが含まれる。

・供給期間は3年間で、2026年7月31日を期末日とする2026年度の第2四半期から始まる。

・MCEは、契約獲得によりEV市場参入の機会を得たと述べた。同社はまた、セランゴール州のセレンダ(Serendah)に建設予定の新施設「MCE Auto Hub」が完成すれば、国内外の需要を取り込むことができると付け加えた。

(From Bursa Malaysia announcement on July 19, 2024)

2024年05月22日(水)

・5月21日付のマレーシアの現地紙New Straits Timesの報道によると、プロドゥアが2024年後半から2025年に導入を予定している同社初の電気自動車(EV)は5万から10万リンギット(約165万から330万円)の価格帯を想定していると明らかにした。

・プロドゥアはEVの導入前にEVのエコシステムを構築する必要性があり、特に①中古車価格メカニズムの導入、②EVの安全性、③航続距離不安の解消、③バッテリーのリサイクルを懸念事項に挙げた。

・同社は5月22-26日のMalaysia Autoshow 2024にて、「マイヴィ(Myvi)」をベースとしたBセグメントハッチバックのEVコンセプトカー「Electric Motion Online (EMO-1)」を出展。このプロジェクトは、豪州でEV改造を手掛けるEV Northや現地大学(UPM、UniKL、Unitenを含む)と共同で2022年9月に開始された。

・EVコンセプトカー「emo-1」は、AC永久磁石同期モーター、容量55.7kWhの角形三元系リチウムイオン電池(Prismatic Li-Ion Nickel Manganese Cobalt)を搭載し、最高出力120kW (定格出力50 kW)、最大トルク220Nmを発揮する。航続距離は最大350km。

(From an article of New Straits Times on May 21, 2024)

2024年05月15日(水)

・5月9日付のマレーシア現地メディアPaul Tanの報道によると、マレーシアの自動車メーカーであるプロドゥアは、PHPファミリーの子会社であるPHP Motorsとの提携の下、バングラデシュに進出した。 

・今年4月、プロドゥアはPHP Motorsと、バングラデシュでプロドゥア車を組立・販売する契約を結んだ。 

・PHP Motorsは、ダッカ(Dhaka)でプロドゥアの「アジア(Axia)」、「マイヴィ(Myvi)」、「ベザ(Bezza)」、「アルス(Aruz)」を紹介した。これら4モデルは、チョットグラム(Chattogram、旧チッタゴン[Chittagong])にある同社のサライパラ・ハリシャハル(Saraipara Halishahar)工場で組み立てられる。 

・PHP Motorsのマネージングダイレクターによると、プロドゥアの他のモデル(「アルザ(Alza)」と「アティバ(Ativa)」)も近い将来バングラデシュで組立・発売される予定だという。 

・PHPの工場は400人以上の従業員を擁し、1日3シフトで36台(各シフト12台)を組み立てることができる。同社は、同工場が2019年からフル稼働を続けていることを明らかにした。 

(From PHP Motors social media updates and an article of Paul Tan on May 9, 2024 and multiple sources)