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2023年11月28日(火)

・長城汽車(GWM)は11月21日、プラグインハイブリッド車(PHV)のコンパクトSUV「WEY 03」を欧州市場に導入すると発表した。以前「WEY Coffee 02 (中国名:拿鉄PHEV)」として知られていた同モデルは、伊ローマで正式にデビューする。

・「WEY 03」の車体サイズは全長4.7m、ホイールベース2.745m、全高1.73mのCセグメント車で、プラグインハイブリッドパワートレインを搭載する。システムにはSVOLT製の高性能リチウムイオンバッテリーが組み込まれており、34kWhの蓄電容量で136kmのEV走行が可能。

・欧州仕様には、204hpの2.0Lターボエンジンと9速トランスミッションが組み合わされる。AWDプラグインハイブリッドドライブのシステム最高出力は442hp、最大トルクは685Nmである。

・欧州での販売価格は、4万5,000ユーロからとなる。

Based on Great Wall Motor Europe press release

2023年11月28日(火)

・長城汽車傘下の商用車メーカーである長城商用車如果科技は11月23日、長城重工、広西玉柴機器集団 (Guangxi Yuchai Machinery Group、玉柴集団)と戦略的提携を締結した。

・提携に基づき、3社は商用車のEVシステム、水素エネルギーパワートレインシステム、ハイブリッド車(HV)専用パワートレインシステムなどにおける技術向上や製品の生産に注力し、共同で物流や建設機械業界のユーザーに向けて製品ソリューションやサービスを提供し、新エネルギー商用車のアップグレードを推進し、従来型の内燃エンジン重型トラックの代替を加速させる。

如果科技のWechat公式アカウントに基づく

2023年11月24日(金)

・長城汽車の欧州法人であるGWM Europeは11月21日、「ONE GWM」戦略のもとでWEYとORA (欧拉)の両ブランドを2024年からGWMブランドのなかの製品ラインに位置づけると発表した。

・新戦略により、ブランド力の最大化と欧州市場へのアプローチの最適化を図る。認知度を向上させ、パートナー企業が配給からディーラーレベルまで、効率的な商業アプローチを適用できるようにする。

・戦略の一環としてモデル名が車両サイズを表すようネーミングのルールを見直し、消費者が商品を認識しやすくする。「ORA Funky Cat (好猫)」は「GWM ORA 03」に、「WEY Coffee 01 (摩卡 DHT PHEV)」は「GWM WEY 05」にそれぞれ変更される。2024年には「GWM WEY 03 (旧名:WEY Coffee 02、中国名:拿鉄 PHEV)」、「GWM ORA 07 (旧名:ORA Lightning Cat、中国名:閃電猫)」の改良型モデルを欧州市場に投入し、2025年にも1モデルの発売を計画している。

・長城汽車は欧州で、安全性を犠牲にせず最適な価値を求め、テクノロジーに精通し品質を重視する「意欲的なミドルクラス(Aspiring Middle Class)」をターゲットとする。この層はeモビリティの欠点を警戒しながらも関心が高く、また新しいブランドに対してオープンであるという特徴がある。

・同社はドイツ、英国、アイルランド、スウェーデン、イスラエルの各市場で販売・協力体制を構築しているが、2024年はスペイン、ポルトガル、ルクセンブルク、オランダ、オーストリア、スイス、デンマーク、アイスランド、ブルガリアといった市場に参入し、プレゼンスを向上させていく計画。

Based on GWM Europe press release