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 ニュース
2024年04月24日(水)

・タイ投資委員会(BOI)は4月22日、2年以上の協議を経て、奇瑞がタイ市場へ参入する準備が整ったと発表した。

・同社はまず、市場調査の目的で2024年半ばまでに電気自動車(EV)を発売する準備を進め、同時にEV工場を立ち上げる計画も進める。

・奇瑞は2025年までに、タイ国内および海外のRHD (右ハンドル)市場向けに、ハイブリット車(HV)とEVの生産を開始する。この投資プロジェクトについては、2024年4月2日にBOIから承認を受けた。

・奇瑞は、電動車ブランドの展開を目指すタイ法人として、海外で使用しているサブブランドの名前を冠したOmoda & Jaecoo Thailand Co. Ltd.を設立した。

・工場はラヨーン県に設置する。第1段階として2025年までに年間約5万台のEVとHVを生産する計画。第2段階として、2028年までに年間生産能力を8万台に拡大する。

・初期段階ではコンパクト電気SUV「オモダC5 (Omoda C5)」を輸入販売し、その後コンパクト電気SUV「Jaecoo 6」、コンパクトSUVのプラグインハイブリッド車(PHV)「Jaecoo 7」と「Jaecoo 8」を投入していく。

・ディーラーはタイ全土に39カ所設置する予定。

(From Thailand Board of Investment release dated April 22, 2024)

2024年04月24日(水)

・奇瑞傘下の捷途(Jetour)ブランドは4月22日、新型となるプラグインハイブリッド車(PHV)のオフロードSUV「山海(Shanhai) T2」発売したと発表した。全3グレードが設定され、価格は17.99万元-20.99万元。

・「山海T2」のデザインコンセプトは「縦横之道」。車体サイズは全長4,785mm、全幅2,006mm、全高1,875mmで、ホイールベースは2,800mm。

・鯤鵬ハイブリッドシステム「C-DM」を搭載し、第5世代ACTECO 1.5TGDI高効率ハイブリッド専用エンジン(最高出力115kW、最大トルク220Nm)、永久磁石同期デュアルモーター(総合出力165kW、総合トルク390Nm)と3速DHTを標準装備する。駆動方式は前輪駆動。中創新航の容量26.7kWhのリン酸鉄リチウムバッテリーまたはCATLの容量43.24kWhのリン酸鉄リチウムバッテリーを採用する。CLTCにおけるEVモードでの航続距離はそれぞれ129kmと208km。最高時速はそれぞれ197km/hと210km/h。WLTCにおける100kmあたりの燃費はそれぞれ6.3Lと6.4Lとなる。

・6.6kWの外部給電機能、24時間パーキングクーラーなどの機能を搭載する。一部のグレードは50Wの携帯電話ワイヤレス急速充電、FACE IDなどの機能を備える。

捷途汽車のWeChat公式アカウントモデル情報に基づく

2024年04月24日(水)

・商用電気自動車(EV)の開発を手掛けるルクセンブルクのB-ONは4月23日、奇瑞集団と合弁会社設立および小型商用EV「ペルカン(Pelkan)」の発売に向け、より本格的な戦略的提携に合意したと発表した。合弁会社は商用EVの開発、生産、販売を行う。

・提携の一環として、B-ONは欧州と北米における販売・サービス網およびブランド展開、エンジニアリングデザインと商品開発を担う。奇瑞商用車はエンジニアリング、サプライチェーン支援と製造に関する幅広いアクセスを提供する。

・小型商用EV「ペルカン」は英バーミンガムで開幕した商用車ショーに出展された。最大積載量はクラス最大となる1,350kgで、快適性に優れたドライバー中心のパッケージを採用した。43kWhまたは54kWhのバッテリーを搭載し、最長航続距離はそれぞれ226km、279kmとなる。欧州本土で2024年央の納車開始を予定している。

・B-ONは商用車フリート向けのクリーンモビリティソリューションを提供しており、フランス、スイス、英国、中国に拠点を置き、グローバルな事業を展開している。

Based on B–ON press release