・北京汽車集団(BAICグループ)は、インドネシアにおける北京汽車ブランド車の配給会社であるPT JHL Internasional Otomotif (JIO)を通じて、PT Handal Indonesia Motorを現地組立の提携先に指名した。CKD組立契約の調印式は、7月17日にガイキンド国際モーターショー(GAIKINDO Indonesia International Auto Show)会場で行われた。現地メディアRepublikaが7月20日に報じた。
・西ジャワ州プルワカルタ(Purwakarta)に位置するJIOの新工場では、北京汽車のインドネシア現地法人BAIC Indonesiaに一つの生産ラインが割り当てられ、2025年にミッドサイズSUV「BJ40 プラス(Plus)」を1,680台生産し、2-3年目にはコンパクトSUV「BJ30」とコンパクトSUV「X55 II」の生産も開始する計画。さらに翌年には電気自動車(EV)の生産も計画されている。最初の5年間で、BAIC Indonesiaは年間生産台数約1万2,000台を目標に設定している。
・初期段階では、JIOは中国の北京汽車の工場から半完成車両キットを受け取り、セミノックダウンを行う。その後、インドネシアでの国産化率(TKDN)が一定の水準を満たした段階で、現地調達した部品を使用したCKD生産が行われる。同社はインドネシア国内とASEAN市場向けに販売を拡大する計画。
・JIOはまた、今後5年間で、総投資額1兆ルピア(約94億円)超の敷地面積40ヘクタールの北京汽車ブランド車の専用工場を建設する計画であるという。
(From an article of Republika on July 20, 2024 and multiple sources)