・オーストラリア連邦自動車産業会議所(FCAI)が10月3日に発表した9月の新車販売台数は、前年同月比12.4%減の9万7,020台となった。1-9月の累計販売台数は前年同期比3.1%増の92万7,246台となっている。
・9月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は22.2%減の1万4,488台、SUVは11.9%減の5万6,440台、小型商用車は9.4%減の2万1,568台、大型商用車は6.5%増の4,524台となった。
・FCAIのTony Weber氏は、3つのトレンドが明確になってきていると指摘した。第一はSUVが好まれており、乗用車の80%を占めている。第二は、低排出ガス車が好まれており、HVとPHVの販売が増加している。第三は、EV販売は期待はずれになっている、という。
・メーカー/ブランド別に見ると、トヨタが前年同月比13.4%減の1万8,110台、フォードが3.6%増の8,303台、マツダが2.1%増の8,201台、起亜が4.8%増の7,650台、三菱自動車が6.4%増の6,130台などとなっている。
・モデル別では、首位はトヨタ「RAV4」で5,182台、2位はフォード「レンジャー(Ranger)」で4,485台、3位はトヨタ「ハイラックス(HiLux)」で4,313台となっている。