・トヨタの北米統括会社であるToyota Motor North Americaは11月1日、交換用バッテリー(12ボルト)の形状の問題により、北米で2013-2018年型のミッドサイズクロスオーバーSUV「RAV4」をリコールすると発表した。米国だけで約185万4,000台がリコール対象となる。
・トヨタの広報担当者によると、カナダ及びメキシコでさらに約30万6,000台が影響を受けるため、リコールの対象車は合計で約216万台に上ると述べた。
・トヨタは「最も形状の小さい一部の交換用バッテリーを使用している場合、バッテリーの押さえクランプがしっかり留められていない可能性があり、車両の急回転時にバッテリーが動くことで、火災につながる恐れがある」と説明した。
・同社は現在、改善策を策定している最中であり、販売店で押さえクランプ、バッテリートレイ、バッテリープラス端子カバーの交換を実施する方針としている。
・トヨタは12月下旬までに対象車両のオーナーにリコールを通知する予定。
(Toyota release and other sources on November 1, 2023)