RAV4 (Toyota)

 ニュース
2024年10月03日(木)

・オーストラリア連邦自動車産業会議所(FCAI)が10月3日に発表した9月の新車販売台数は、前年同月比12.4%減の9万7,020台となった。1-9月の累計販売台数は前年同期比3.1%増の92万7,246台となっている。

・9月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は22.2%減の1万4,488台、SUVは11.9%減の5万6,440台、小型商用車は9.4%減の2万1,568台、大型商用車は6.5%増の4,524台となった。

・FCAIのTony Weber氏は、3つのトレンドが明確になってきていると指摘した。第一はSUVが好まれており、乗用車の80%を占めている。第二は、低排出ガス車が好まれており、HVとPHVの販売が増加している。第三は、EV販売は期待はずれになっている、という。

・メーカー/ブランド別に見ると、トヨタが前年同月比13.4%減の1万8,110台、フォードが3.6%増の8,303台、マツダが2.1%増の8,201台、起亜が4.8%増の7,650台、三菱自動車が6.4%増の6,130台などとなっている。

・モデル別では、首位はトヨタ「RAV4」で5,182台、2位はフォード「レンジャー(Ranger)」で4,485台、3位はトヨタ「ハイラックス(HiLux)」で4,313台となっている。

FCAI release on October 3, 2024

2024年10月02日(水)

10月10日に一部データを更新しました。

・マークラインズが10月2日時点で集約した2024年9月の米国新車販売台数(GM/Stellantis/テスラなどの推定値を含む速報値)は、前年同月比12.0%減の117万6,847台だった。9月の営業日数が前年同月より2日少ない23日だったことも影響した。

・10月1日付米国メディアは、販売が冷え込んできている要因として、新車価格の高騰、信用状況の悪化、借入コストの上昇を挙げている。また、9月後半にハリケーン「ヘリーン」がフロリダ州を直撃し、ジョージア、サウスカロライナ、ノースカロライナ、テネシー各州の一部に壊滅的な洪水被害が生じたことも、月後半の販売に影響した。

・車型別では、ライトトラックが前年同月比10.5%減の95万1,516台、乗用車が前年同月比17.7%減の22万5,331台だった。

季節調整済み年率換算販売(SAAR)推移

2023年
9 月

10 月

11月

12月
2024年
1月

2 月

3 月

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月
SAAR
(百万台/年)
15.7
15.3
15.5
15.9
15.0
15.7
15.7
16.1
15.9
15.0
15.9
15.3
15.8

(出所)米商務省経済分析局統計(BEA)

・10月1日付米国メディアによると、9月の総在庫台数は280万台(在庫日数77日)で、前年同月より40%増加した。トヨタ、レクサス、ホンダ、アキュラ、スバル、VW、ポルシェ、起亜の8ブランドのみ、9月の在庫日数が業界平均を下回った。


米国の新車販売台数(2024年9月)

2024年
9 月
2023年
9 月
増減率
2024年
1-9 月
2023年
1-9 月
増減率
乗用車
225,331 273,767 -17.7% 2,313,969 2,456,271 -5.8%
ライトトラック
951,516 1,063,352 -10.5% 9,452,755 9,239,413 2.3%
合計
1,176,847 1,337,119 -12.0% 11,766,724 11,695,684 0.6%


・米国メーカーの9月販売は、GMが9.2%減、フォードが13.2%減。ステランティスは24.5%減で9カ月連続で2桁前後のマイナスとなった。テスラは9.1%増で2月以来7カ月ぶりの前年同月比プラスとなった。

・日本車の9月販売は、トヨタが前年同月比20.2%減となった。主力2モデル「RAV4」と「カローラ(Corolla)」の販売は2桁減少し、主要クロスオーバーモデルの生産停止も影響した。ホンダは8.6%減と2023年2月以来19カ月ぶりのマイナスとなった。日産は9.9%減、スバルは0.1%増で辛くも26カ月連続のプラスを維持。マツダは6.5%増、三菱は24.0%増だった。

・韓国車の9月販売は、現代が8.7%減、起亜は12.4%減となった。しかし、現代はハイブリッド車(HV)の販売台数が36%増加し、起亜は電気自動車(EV)の販売台数が新型ミッドサイズ電気SUV「EV9」の好調もあり43%増加、プラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数が11%増加したと発表している。

・欧州車の9月販売は、VWが16.6%減、BMWが17.9%減、アウディが26.2%減、ボルボは22.2%減だった。

2024年09月06日(金)

・オーストラリア連邦自動車産業会議所(FCAI)が9月4日に発表した8月の新車販売台数は、前年同月比10.6%減の9万8,328台となった。1-8月の累計販売台数は前年同期比5.3%増の83万226台となっている。

・8月の販売台数を車型別に見ると、乗用車は21.6%減の1万5,166台、SUVは9.3%減の5万6,541台、小型商用車は6.4%減の2万2,496台、大型商用車は3.8%減の4,125台となった。ハイブリッド車(HV)は前年同月比で44.9%増、プラグインハイブリッド車(PHV)は119.8%増である。

・メーカー/ブランド別に見ると、トヨタが前年同月比3.7%減の2万1,490台、フォードが12.6%増の8,890台、マツダが2.3%減の8,263台、起亜が6.0%増の6,903台、現代自動車が4.6%減の6,211台などとなっている。

・モデル別では、首位はトヨタ「RAV4」で6,712台、2位はフォード「Ranger」で5,431台、3位はトヨタ「HiLux」で4,496台となっている。

FCAI release on September 4, 2024