・GMは10月10日、子会社のGMエナジー(GM Energy)が電気自動車(EV)の所有者向けに蓄電と送電が可能な据置型蓄電池「GMエナジー・パワーバンク(Energy PowerBank)」を発売すると発表した。太陽光発電システムと接続可能なオプションも提供する。
・同社はまた、エネルギー管理システムを全米50州で利用できるように拡大した。
・「GMエナジー・パワーバンク」は、10.6kWhまたは17.7kWhの容量を持ち、停電時に家庭に電力を供給できるほか、電力需要のピーク時の高い料金と相殺することができる。さらに、太陽光エネルギーを貯蔵・使用したり、EVの充電を補ったりできるので、EVがなくても家庭に電力を供給できる。
・17.7kWhの「GMエナジー・パワーバンク」を2台組み合わせることで、35.4kWhの据置型蓄電池を作れば、米国の平均的な家庭に最大20時間使用できる電力を供給する。
・「GMエナジー・パワーバンク」は、PowerShift充電器とV2H Home Enablement Kitを含むGM Energy V2H Bundleの一部として購入できる。すでにGM Energy V2H Bundleを購入済みの顧客は、「GMエナジー・パワーバンク」を追加購入して使用できるとしている。