樹脂成形

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2024年02月13日(火)

・南米の複数メディアは1月30日、日産がブラジルのリオデジャネイロ州レゼンデ(Resende)工場の塗装エリア及び樹脂成形エリアに8台の新規ロボットを導入したと発表したと報じた。8台のうち4台はアンダーボディの保護のため、騒音や小さな衝撃からシャシーを守るシーリングや保護マスクの塗布などを行う。残りの4台はバンパーにプライマーを塗布する。これにより、バンパーの塗装工程が100%自動化された。

・今回のロボット導入は、日産がレゼンデ工場において、2023年から2025年までのブラジル事業への投資計画を最大28億レアル(約865億円)に拡大する計画の一環となる。

・同工場では現在、合計113台のロボットと約160台の小型自動搬送車(AGV)が従業員と協業している。

(Multiple sources on January 30, 2024)

2023年08月14日(月)

・8月8日付のフィリピン現地メディアの報道によると、フィリピン経済特区庁(PEZA)は、最新の投資承認額が約970億ペソ(約2,479億円)であると明らかにした。従って、2023年の保守的な投資承認目標である1,600億ペソ(約4,088億円)の達成は、確実なものとなった。同庁は、今年の投資承認額は目標を上回り、3,000億ペソ(約7,666億円)に達する可能性もあると付け加えた。これは、2022年に記録した1,047億ペソ(約2,675億円)の2倍以上である。
・PEZAは、Aboitiz InfraCapital (AIC) Economic EstatesおよびPhilippine Trade & Investment Centersと共催で、7月16日から22日まで戦略的対日ミッションを開催した。
・PEZAによると、金型・樹脂成形品メーカーのオービー工業株式会社(OB Kogyo)は、今後3年間でフィリピン工場に300万ドルを再投資し、現地の製造能力を強化する意向を表明したという。
・同様に、高性能希土類磁石の生産と研究で業界をリードする信越化学工業株式会社(ShinEtsu)は、世界の自動車エレクトロニクス分野の成長に応じて事業を拡張する計画があると通知したという。
・以前PEZAは、2023年に向けた3つの大口日本投資を承認した。その企業は、Green Energy with Torrefaction Technology、Asian Transmission Corporation (ATC:三菱自動車工業の子会社)、およびPricon Microelectronicsである。この3つのプロジェクトは、合計205億9,100万ペソ(約526億円)の投資をもたらし、1,973人の直接雇用が見込まれている。
(From an article of Philstar on August 8, 2023)

2023年02月01日(水)

Samvardhana Motherson Group (SMG)の旗艦会社Samvardhana Motherson International Limited (SAMIL)は、同社の取締役会が完全子会社Motherson Consultancies Service Limited (MCSL)Motherson Invenzen Xlab Private Limited (Mi-Xlab)Samvardhana Motherson Polymers Limited (SMPL)MS Global India Automotive Private Limited (MSGI)の合併を承認したことを発表した。合併は20239月に完了予定。これら4社は、取引の完了後SAMILの単独事業の一部となる。MCSLはインドのすべてのグループ会社に対して消耗品および間接購入に関する購入コンサルタント業務を行っており、Mi-Xlabはテレマティクス機器、オーディオ、インフォテインメントシステム事業を展開している。SMPLは様々な樹脂成形品、樹脂製品、ポリマー製造、購入、販売を行う事業体のグループに投資を行う持株会社。MSGIは乗用車および商用車向けプレス部品の製造を行っている。(2023年127日付プレスリリースより)