・いすゞは7月23日、中型トラック「フォワード」にCummins (カミンズ)と共同開発した新型直列6気筒6.7Lディーゼルエンジン(以下、DB6A)を搭載した車両総重量(GVW) 15トン以上モデル(16トン、20トン、22トン仕様)を追加し、同日より販売を開始すると発表した。
・いすゞとカミンズは、次世代パワートレインの効率的な開発を目的に、2019年5月にIsuzu Cummins Powertrain Partnershipを締結。中型ディーゼル・パワートレイン事業におけるグローバル規模での協業に合意し、今回はその成果の第一弾。
・主な改良点として、まず、DB6Aは最高出力220kW (300PS)、最大トルク1,081Nm (6x4モデルのみ)を発生し、従来の6気筒エンジンと比べ大幅に軽量化した。また、プラットフォームの基本構造を、海外向けモデルと統一しシャシーフレームを一新。いすゞ独自のコネクテッドソリューションサービス「PREISM」を提供する。
・主要モデルとなる平ボディ/アルミブロックアオリ/フルキャブ仕様車(型式:2DG-FVZ26U4)の車体サイズは全長9,980mm、全幅2,480mm、全高2,880mmで、荷台内寸法は長さ7,400mm、幅2,350mm、高さ400mmとなる。最大積載量は1万1,900kg。販売価格は1,436万3,000円(税抜)から。