ポーランド VW、ポーランド・ポズナン工場で2040年までにカーボンニュートラル達成を目指す ・VWのポーランド法人Volkswagen Group Polskaは5月10日、ポズナン(Poznań)鋳造工場で2040年までにCO2排出量を完全にゼロにすると発表した。同工場はエネルギーと水の消費量を削減できるよう環境保護ソリューションを導入している。また、現在の再生可能エネルギー利用率は100%。 ・鋳造工場で発生する熱は大気中に放出される代わりにポズナン市民数千人のアパートの暖房に使われており、これによりCO2消費量が約3 2024年05月14日(火) VW カーボンニュートラル 完成車 VW カーボンニュートラル 完成車
フィンランド フィンランドのノキアン・タイヤ、ノキア工場の生産性と効率を改善 ・フィンランドのノキアン・タイヤ(Nokian Tyre)は5月3日、2023年の同社ノキア工場の生産性と効率が過去最高レベルに達すると共に廃棄物の量が大幅に減少したと発表した。 ・生産量は2020年から2023年にかけて150%増加しノキア工場の過去最高記録に近づいた。ヘビータイヤも2023年に過去最高の生産性を記録した。その生産能力は徐々に増加しており今後も向上し続ける。 ・ノキア工場における乗用車用タイヤ生産で廃棄物となるのは 2024年05月10日(金) タイヤ カーボンニュートラル 生産技術 部品・素材 新製品・新技術 タイヤ カーボンニュートラル 生産技術 部品・素材 新製品・新技術
スウェーデン 独Linde、スウェーデンのH2 Green Steelの工場に酸素、窒素、アルゴンを供給 ・ドイツの産業用ガス大手Lindeは5月1日、世界初の大規模グリーンスチール生産工場への産業ガス供給に関する長期契約をスウェーデンのH2 Green Steelと締結した。Lindeは約1億5,000万ドルを投じてスウェーデン北部のボーデン(Boden)にオンサイトの空気分離装置(ASU)を建設、所有、運営する。 ・Lindeは酸素、窒素、アルゴンをH2 Green Steelの一貫工場に供給する。同工場は最新技術を活用して炭素排出 2024年05月09日(木) スチール カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 スチール カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術
ドイツ ダイムラー・トラック、ドイツの物流に持続可能な電動化方式を採用 ・ダイムラー・トラックは7日、「サステナブル・ロジスティクス・コンサルティング (SLC) 」サービスの下、工場物流の一部を電動化すると発表した。ドイツのバート・カンシュタット(Bad Cannstatt)のエンジン工場とメルセデス・ベンツのジンデルフィンゲン(Sindelfingen)工場を結ぶ路線の輸送電動化を支援した。物流パートナーのGroße-Vehneは、毎日180 kmをカバーする輸送に2台の重量級電気トラック「eアクト 2024年05月08日(水) メルセデスベンツ ダイムラートラック カーボンニュートラル EV 充電インフラ 完成車 トラック・バス メルセデスベンツ ダイムラートラック カーボンニュートラル EV 充電インフラ 完成車 トラック・バス
日本 豊田合成、金型の設計・製造拠点の全電力を再生可能エネルギーに切り替え ・豊田合成は、愛知県稲沢市の西溝口工場で使用する全ての電力を再生可能エネルギーで発電されたグリーン電力に切り替えたと発表した。これにより、2024年度のCO2排出量を前年度比で約1,200トン削減できるという。 ・同社は2030年のカーボンニュートラル実現を目標にしている。今回の再エネ導入は、21年度の本社・水素タンク製造拠点(いなべ工場)・物流拠点(みよし物流センター)、22年・23年度の技術開発拠点(美和技術センター・北島技術セ 2024年05月08日(水) 豊田合成 カーボンニュートラル 部品・素材 豊田合成 カーボンニュートラル 部品・素材
ブラジル Mahle、ブラジルにグローバル・バイオモビリティセンターを開設 ・ Mahleは、再生可能なバイオ燃料を使用した環境に優しい内燃エンジンの開発とグローバル展開を支援するため、ブラジルにグローバル・バイオモビリティセンターを設立したことを発表した。 ・Jundiaíにある技術センターは、南米最大級のエンジン開発センターで、持続可能な燃料のテストに特化したリソースを備えている。デジタル化も重要な役割を果たし、シミュレーションによって、将来の効率的でグリーンなエンジンを最適化する。 (2024年5月3 2024年05月08日(水) Mahle カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 Mahle カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術
英国 Johnson Matthey、SBTiが気候目標を検証 ・Johnson Mattheyは、同社の温室効果ガス排出削減目標が、「科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(Science Based Targets initiative: SBTi)」によって検証されたことを発表した。SBTiは、Johnson Mattheyの短期目標をスコープ1とスコープ2に分類し、世界の平均気温の上昇を1.5度に抑えるという目標に沿っていると判断した。 ・SBTiはまた、Johnson Mattheyのスコ 2024年05月08日(水) カーボンニュートラル 部品・素材 事業戦略 カーボンニュートラル 部品・素材 事業戦略
米国 ホンダ、米オハイオ州事業所近辺で植林など炭素回収プログラムを開始 ・ホンダは5月1日、米オハイオ州メアリズビル(Marysville)工場、イーストリバティ(East Liberty)工場、自動車開発センターに近いフラットブランチクリーク(Flat Branch Creek)沿いの社有地に8万5,000本の植樹を行うと発表した。同社の炭素固定の取り組みの一環として水辺の緩衝地帯の環境を改善し、このエリアを多様な昆虫、動物、鳥、植物の生息地として機能させる。 ・同社はこの活動の一環として地元の農家 2024年05月08日(水) ホンダ カーボンニュートラル 完成車 事業戦略 ホンダ カーボンニュートラル 完成車 事業戦略
モロッコ モロッコのAlucop、新しい銅・アルミ製錬所を開所 ・モロッコ商工省は4月30日、Alucopが新しい銅・アルミニウム製錬所を開所したと発表した。このプロジェクトは、非鉄金属廃棄物、特に銅とアルミニウムの回収に特化したものである。 ・この銅・アルミニウム製錬所は、同国のこの種の製品の自給自足に向けた第一歩であり、自動車および電気部門向けの国内供給路を確保することで、国内市場のニーズを満たすことを目的としている。 ・9,500万ディルハム(約14.7億円)のこのプロジェクトにより、 2024年05月07日(火) カーボンニュートラル アルミ 事業戦略 カーボンニュートラル アルミ 事業戦略
日本 大豊工業、「人とくるまのテクノロジー展2024」でCN関連製品・技術を紹介 ・大豊工業は、2024年5月22日から24日まで横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展すると発表した。主にカーボンニュートラル(CN)に向けた取り組みを紹介する。 ・CN対応製品として紹介するのは、パワー半導体用冷却装置、転がり軸受のすべり軸受化、抄造CFRP、電池用端子など。そのほか、製造設備を通じたCO2排出量の削減も紹介する。(2024年4月22日付プレスリリースより) 2024年05月06日(月) カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 事業戦略 カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 事業戦略
米国 トヨタ、米アルゴンヌ国立研究所とEVバッテリーの直接リサイクル法開発で提携 ・北米トヨタToyota Motor North Americaは4月30日、使用済み電気自動車(EV)バッテリーの「直接リサイクル法」の開発を調査するために、米エネルギー省傘下のアルゴンヌ国立研究所(Argonne)と共同研究開発契約(Cooperative Research and Development Agreement:CRADA)を締結したと発表した。 ・研究の主な対象は、ニッケル、マンガン、コバルトを使用したリチウムイ 2024年05月01日(水) トヨタ EVバッテリー カーボンニュートラル 完成車 新製品・新技術 トヨタ EVバッテリー カーボンニュートラル 完成車 新製品・新技術
EU 中国 EU、循環型経済に関する協力の強化で中国と合意 ・欧州委員会は4月25日、EUと中国が循環型経済に関する覚書(EU-China MemorandumofUnderstanding)を実行に移すと発表した。工程表に示された具体的な活動では、現在交渉中の国際プラスチック条約、バッテリーバリューチェーン、再生産などプラスチックに焦点を当てている。 ・工程表に示された活動は2024年を通して実施され、次回の「循環型経済に関するハイレベル対話(High-Level Dialogue on 2024年05月01日(水) 中国の政策 欧州の政策 カーボンニュートラル 中国の政策 欧州の政策 カーボンニュートラル
ドイツ BMW、独ハノーバーメッセでCO2削減と品質保証の「Catena-X」データエコシステムを披露 ・BMWグループは4月24日、ドイツで開催されたハノーバーメッセ 2024 (Hannover Messe 2024、会期:4月22-26日)で、「Catena-X」が目指すデータエコシステムを発表し、BMW「iX」の生産で得られた実際のCO2データを用いてデータチェーン構築を実証した。 ・また、ドイツのランツフート(Landshut)工場では、データ駆動型の品質管理と、その複雑性から「iX」のキドニーグリルのみに焦点を当てたデータ 2024年04月25日(木) BMW カーボンニュートラル 完成車 新車・新技術 事業戦略 BMW カーボンニュートラル 完成車 新車・新技術 事業戦略
米国 現代自グループ、米国の生産工場向けに再生可能エネルギーを確保 ・現代自動車グループは4月22日、2024年第4四半期に電気自動車(EV)の生産を開始する予定の米ジョージア州のHyundai Motor Group Metaplant America (HMGMA)や同グループのEVに部品や鋼板を供給するその他工場向けに、スペイン・マドリードに本拠を置くエネルギー開発会社Matrix Renewables と15年間の電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。 ・現代自グループは、Matrix 2024年04月25日(木) 現代 カーボンニュートラル 完成車 現代 カーボンニュートラル 完成車
イタリア Antolin、イタリアのCaserta工場に太陽光発電システムを設置 ・Grupo Antolinは、イタリアのCaserta工場に新たに太陽光発電システムを設置したことを発表した。同社のグローバル拠点で7番目に太陽光発電システムを設置した工場となる。 ・このシステムは1,176枚のソーラーパネルで構成され、工場の電力需要の少なくとも50%をカバーする。これにより、最大161トンの二酸化炭素排出量を削減できるという。 (2024年4月19日付ソーシャルメディアより) 2024年04月24日(水) Grupo Antolin カーボンニュートラル 部品・素材 事業戦略 Grupo Antolin カーボンニュートラル 部品・素材 事業戦略
日本 IPA、欧州データ連携基盤との相互運用検討 2024年04月24日(水) 日本の政策 EVバッテリー カーボンニュートラル IT・ソフトウェア 日本の政策 EVバッテリー カーボンニュートラル IT・ソフトウェア
スウェーデン ポールスター、2023年は1台当たり温室効果ガス排出量を9%削減 ・ポールスター(Polestar)は4月16日、2023年に販売した自動車1台あたりの相対的な温室効果ガス排出量を9%削減することに成功し、その結果、2022年比で3.4 tCO2eの削減となったと発表した。これは、気候変動への影響がより少ない素材の厳選使用、自動車とバッテリーの生産における再生可能電力の使用、および使用段階でのエネルギー効率という3つの主要分野に注力したことで達成されたという。 ・ポールスターは、2040年までに 2024年04月19日(金) ポールスター カーボンニュートラル 完成車 ポールスター カーボンニュートラル 完成車
ルクセンブルク IAC、オーシャンバウンドプラスチックを持続可能な自動車ソリューションに転換へ ・International Automotive Components (IAC)は、オーシャンバウンド材料やその他の再生繊維を自社の製品に組み込む方法を特定したと発表した。リュウゼツラン、ジュート、カナフ、籾殻、麻を使用して、天然繊維のヘッドライナーやリサイクルピラーなどの製品を生産するという。 (2024年4月10日付ソーシャルメディアより) 2024年04月17日(水) カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術
ドイツ オランダ BASF、UTECH 2024でポリウレタンの持続可能なリサイクルソリューションを発表 ・BASFは4月15日、オランダのマーストリヒト(Maastricht)で開催される国際ポリウレタン展示会UTECH 2024でポリウレタン(PU)の新しいコンセプトとリサイクル方法を紹介すると発表した。 ・BASFは寿命となった熱可塑性プラスチックのリサイクルに適した新世代フレキシブルPUフォームを紹介する。この発泡体は100%リサイクル可能で、リサイクルしたものは新しい発泡体の原料として使用できる。古い発泡体はエネルギー効率の 2024年04月17日(水) プラスチック カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 プラスチック カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術
ベルギー Recticel、SBTiが気候目標を検証 ・Recticelは、同社の温室効果ガス排出削減目標が、「科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(Science Based Targets initiative: SBTi)」によって検証されたことを発表した。 ・SBTiは、組織が最新の気候科学に沿った野心的な排出削減目標を設定することを可能にする。 ・Recticelは、2030年までにスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出量を2021年比で90%削減することを約束している。 2024年04月16日(火) カーボンニュートラル 部品・素材 事業戦略 カーボンニュートラル 部品・素材 事業戦略