VW、中国で新型PHV 3モデルを公開
・VW中国は12月1日、新型プラグインハイブリッド車の「トゥアレグ(Touareg、途鋭)」プラグインハイブリッド車(PHV)バージョン、一汽VWの「マゴタン(Magotan、邁騰) GTE コンセプト」と「探岳 (Tayron) GTE コンセプト」を公開した。これらのモデルは、現在販売している上汽VWの「ティグアン (Tiguan 、途観) L」PHVバージョン、「パサート(Passat、帕薩特)」PHVバージョン、輸入ワゴンの「Variant GTE (ドイツ名:Passat GTE Variant)」と共にPHVラインナップに加わる。これにより、VWブランドが中国で3段階に分けて進める電動化モビリティ戦略の第1段階がスタートした。
・2019年は、多くの電動化車両が国産化されるのに伴い、VWは電動化戦略の第2段階を開始する。2020年までに中国市場に新エネルギー車(NEV)約10モデルを投入し、国産新エネルギー車の販売を30万台まで引き上げる。2020/2021年以降に第3段階をスタートさせ、新設計のMEB電動プラットフォームをベースとした電気自動車(EV)を投入する。
・今回公開した3モデルのうち、「トゥアレグ」PHVバージョンは2.0L TSIエンジンと出力100kWのモーター1基を搭載、システム最高出力は270kW (367hp)、最大トルクは700Nm、0-100km/h加速時間は6.3秒である。容量18kWの駆動用電池を搭載し、EVモードでの航続距離は約60km。12カ月後に中国で発売する予定。
・同時に公開した一汽VWの「マゴタン GTEコンセプト」と「探岳 GTEコンセプト」は、2019年に中国市場に導入予定。
VW中国のリリースに基づく