Hyundai Dymos, Inc.[現代ダイモス (株)] 2017年12月期の動向

業績 (単独)

(単位:百万ウォン)
2017年
12月期
2016年
12月期
増減率
(%)
備考
売上高 4,006,243 4,339,633 (7.7)
営業利益 121,046 198,793 (39.1) -
当期純利益 63,095 133,671 (47.2) -

事業計画

-北汽岱摩斯汽車系統(重慶)有限公司[Beiqi Dymos Automotive Systems (Chongqing) Co., Ltd.]は先ごろ生産開始を祝う式典を行い、自動車シートを初めてラインオフした。同社は北京海納川汽車部件股份有限公司[Beijing Hainachuan Automotive Parts Co., Ltd.]と韓国現代ダイモス(株)[Hyundai Dymos, Inc.]が折半出資し2015年6月に設立した合弁会社。主に北京現代重慶分公司に自動車シートを供給する。年産能力は自動車シート30万セット。(2017年9月26日付けプレスリリースより)

事業連携

-同社は、Dayou A-Tech Co., Ltd.との間でシートASSYを供給する契約を締結した。同製品は起亜自動車のサブコンパクトカー「Soul」の後継モデルに搭載される。Dayou A-Techは韓国の光州 (Gwangju) 市に本拠を置くシートメーカー。(2017年2月21日付プレスリリースより)

海外事業

<中国>
同社メキシコ子会社Automotive Seat System Dymos Mexico S. de R.L. de C.V.は、GMの「Supplier Quality & Excellence Award 2016」において品質優秀賞を受賞した。シートメーカーが同賞を受賞するのは同社が初となる。同社は2012年9月からGM「Trax」向けにシートを供給している。 (2017年9月20日付プレスリリースより)

研究開発体制

拠点 所在地 概要
韓国
東灘 (Dongtan)
シート研究センター
京畿道
華城 (Hwaseong) 市
-2007年3月に完成
華城 (Hwaseong)
パワートレイン研究センター
京畿道
華城 (Hwaseong) 市
-現代自動車グループのHyundai WIA、現代パワーテックとの3社による統合研究所
-2007年1月に完成
米国
Dymos of America ミシガン州
Farmington Hills
-シートの研究開発

研究開発費 (連結)

(単位:百万ウォン)
2017年12月期 2016年12月期 2015年12月期
金額 83,400 73,600 76,700
対売上高比率 2.08% 1.70% 2.40%

研究開発実績

対象製品 主な開発内容
トランスミッション -乗用車用DCT、ハイブリッドバス用AMT
-小型、中型、大型バスおよびトラック用手動変速機
アクスル

-乗用車用アクスル開発
起亜 「K9」「Stinger」
現代 Genesis 「G70」 「G80 」「EQ900」

-SUV用アクスル開発
起亜 「Sorento」
現代 「Tucson」
現代 「Santa Fe」

-商用アクスル開発
現代 「Starex」
現代 「Porter」

-小型、中型、大型バスおよびトラック用アクスル
-双竜車向けアクスル、海外輸出用アクスル開発

4WD -SUV用電子制御式トランスファーケース
シート -乗用車用シート開発(量産モデル)
起亜「K9」
起亜「Stinger」
現代「Sonata」
現代「Grandeur」
現代 Genesis 「G70」「EQ900」


-乗用車用シート開発(新規開発モデル)
起亜「K9」後継モデル