中央発條 展示会取材アーカイブス

2005年 東京モーターショー

冷間成形による横力制御ばね"SASC" [Side Action Spring]
-ばね中心線の湾曲と座巻部の工夫により、ばね反力線を自在に制御可能。この結果、摩擦低減による乗心地と操舵フィーリングの大幅な改善に成功。
-冷間成形工法の採用により、生産工程におけるCO2の排出量を、従来の熱間成形工法に比べて30%低減。

スタビライザー(アクティブサスペンションシステム用) 
-走行中スタビライザをアクティブに制御することにより、乗り心地と 走行安定性の向上を両立。

中空スタビライザ <<<技術詳細
-高強度パイプ材とスエージングによる応力均等化により、軽量化と高い剛性を両立。(軽量化50%<中実比>)

リーフスプリング <<<技術詳細
-テーパー加工を含めた応力最適設計を行い、枚数低減による軽量化を達成。

パワースライドドアケーブル

エンジン用バルブスプリング
-高強度材の使用により軽量化が可能。

クーラント
-エアバッグのガス発生装置に内蔵され、発生するガス内に含まれる不完全燃焼成分や火薬燃焼残漬フィルターの機能と、ガスを冷却する機能を持つ。

DPF用ワイヤメッシュ
-DPF(Diesel Particulate Filter)内で排ガスに含まれる粒子状物質を捕集するフィルターとして使用。

バイオ溶解性繊維マット
-吸入されても、短期間に体外へ排出され、人体への影響を防いだ新開発の繊維Isofrax(R)を採用。