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Guangxi Yuchai Machinery Group Co., Ltd.[広西玉柴機器集団有限公司] 2022年12月期の動向

新製品

国内初の商用車用水素燃料エンジン
-同社は北京工業大学で中国国内初の商用車用水素燃料エンジンYCK05を正式に発表した。YCK05は、高圧マルチポイント吸気管噴射技術、高効率低慣性ターボチャージャー技術、高効率希薄燃焼技術など多くの技術を採用し、エンジン全体の構造、燃焼、ガス分配サブシステムを完全に最適化・改良し、水素燃焼エンジンが陥りやすいテンパリングやバーストなどの技術的な問題をクリアするもので、バスや市政、物流などに幅広く利用される。（2021年12月23日付複数のメディアより）

玉柴eCVTハイブリッドパワートレイン
-玉柴eCVTハイブリッドパワートレインの高度に統合されたレイアウトは、プラネタリー列構造の動力分割効果により、エンジンが最適な運転領域で連続運転するように精密に制御することができる。最大60%の燃費削減を実現し、現在運用されている商用車の中で最もコスト効率の高いハイブリッドパワーシステムソリューションといえる。また、純電気駆動、CVT、過速度ギア操作、路上充電、PTO出力、リンピングなど多くの運転モードを搭載し、バス・コーチ、ロードバス、物流トラック、特殊車両の各モデルに対応、様々な複雑な作業条件に適合。これによって、玉柴は、2021年10月に東風華神が「ハイブリッドeCVTリーファーソリューション」を開発することに協力した。パワートレインの効率的な運用と、低エネルギー消費、環境保護を実現する。（複数のメディアより）

受注

-マカオで玉柴芯藍のレンジエクステンダーを搭載した国産新エネルギーバス222台が導入された。これまで、玉柴芯藍はマカオに合計600台以上のレンジエクステンダー製品を納入している。本製品を使用することで、バスは従来比で燃料を最大50％削減、二酸化炭素排出量は年間50％削減できるという。現在、宇通客車、蘇州金龍客運、中通客車、金旅客車など、主要なバス会社に採用されている。（2022年5月9日付プレスリリースより）

-2022年3月、玉柴YC6GN天然ガスエンジンが800台の安凱客車のバスに搭載され、メキシコモンテレイ市で運行を開始すると複数メディアにより報じられた。今回の受注はメキシコ向けとして同社最大となる。(複数メディア報道に基づく)

-2021年1月、玉柴Y24+65KWレンジエクステンダーが銀龍新能源の7.5mバスに搭載され、マカオの顧客向けに納入されたと発表した。搭載されたレンジエクステンダーは、高集積、高燃費、高信頼性、高適応性であり、あらゆる条件下で車両全体の電力要求と電気エネルギー需要を満たす。レンジエクステンダーは、消費電力が一定量に達すると作動し、バッテリーに一電力を供給する。混雑した道路のほか狭い道や凹凸のある道路などでの対応力を向上させたことで、都市交通の運用効率向上に貢献するという。（2021年2月1日付プレスリリースより）

戦略的提携

-同社は、広西申龍汽車製造有限公司[Guangxi Sunlong Automobile Manufacturing Co., Ltd.]と新エネルギー製品の共同開発について戦略的提携を行うと発表した。玉柴機器と広西申龍は両社の強みにより相互に協力し、玉柴機器の発電一体型エンジンパワートレイン、eCVT出力分配型ハイブリッドパワートレイン、統合電動ドライブASSY、燃料電池の4つの新エネルギー動力システムを中心に、新エネルギー車製品の共同開発のほか、海外市場 (特に東南アジア市場) の共同開拓を推進するという。(2021年6月2日付プレスリリースより)

研究開発施設