フランクフルト モーターショー 2015 (2):欧州・米国メーカーの展示取材
PSAが小型EVロードスターを、Renaultが新プラットフォーム採用のMeganeを披露
2015/10/09
- 要 約
- PSA:Peugeotブランドの技術とスポーツをテーマに、小型EV FRACTALと308のスポーツバージョンを展示
- Renault:CMF-C/Dプラットフォーム採用のMeganeとTalisman Estateを初披露
- FCA:Alfa Romeo Giuliaが復活、500シリーズのサブコンパクトSUV 500Xを展示
- Jaguar:初のSUV F-Paceを展示
- Opel:最大200kgの軽量化を果たしたAstra Sports Tourerを初披露
- Ford:中型 SUV Edgeの導入で欧州SUV販売20万台を目指す
要 約
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フランクフルト モーターショー2015取材レポートの2本目は、欧州メーカーのPSA、Renault、FCA、Jaguar、米国メーカーGM傘下のOpelブランドと、Fordを取り上げる。 3本目のレポートは日韓メーカーの予定。
PSAは、傘下のPeugeot、Citroen、DSの3ブランドで出展。PeugeotブランドではFRACTALと呼ぶEVロードスターを出展。Citroenブランドではマリンスポーツでの利用をイメージしたコンセプトカーCactus M conceptを、また、DSブランドではクロスオーバースタイルの新車種DS4 Crossbackを初披露。
Renaultは、Renault-日産のモジュール型プラットフォームCMF-C/Dを採用した、Cセグメントのハッチバック MeganeとDセグメントのワゴン Talisman Estateを出展。
Fiat Chrysler Automobiles (FCA) は、Alfa Romeoブランドでは4ドアスポーツセダン Giuliaを本モーターショーで初披露し、注目を集めていた。また、Jaguarは、ブランド初のクロスオーバーSUV F-PACEを展示。
GMは、傘下のOpelブランドで、現行モデルより最大200kgも軽量化した、新型Astra Sports Tourerを初披露。Fordは、欧州でSUV販売の強化を狙い、中型SUV Edgeを欧州市場に投入し、2016年にSUVモデルの欧州販売を2013年の約3倍の20万台とする計画。
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