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2024年04月26日(金)

・現代自動車グループは4月25日、同グループ会長の鄭義宣(Euisun Chung)氏がインドを訪問し、中長期的なモビリティ戦略を確認したと発表した。

・同社が2023年にGMから買収したプネ(Pune)近郊のタレガオン(Talegaon)工場は、2025年後半から稼働を開始し、年間20万台以上の生産能力を備える予定。チェンナイ(Chennai)工場の生産能力82万4,000台と合わせると、現代自動車のインドでの年間生産能力は100万台以上となる見込み。また、起亜のインドでの年間生産能力も2024年上半期に43万1,000台に拡大する予定。これらを合わせると、現代自動車グループは、インドで年間約150万台を生産できるようになる。

・現代自のインド法人Hyundai Motor Indiaは、2025年にインドで初となる現地生産された電気自動車(EV)を発表し、2024年末にはチェンナイ工場で電気SUVの量産を開始する計画。2030年までにさらに5モデルのEVを生産するという。さらに同社は、販売ネットワークハブを活用し2030年までにEV充電ステーションを485カ所に拡大する予定。

・また、起亜のインド法人Kia Indiaも2025年に現地製EVの生産を開始し、EVモデルをさらに拡大するという。EV充電インフラの構築にも注力する予定。

・現代自動車グループは、EVバッテリーの現地生産も目指している。

Based on Hyundai Motors India's press release

2024年04月26日(金)

・現代自は4月25日、北京モーターショーでミッドサイズ電気SUVの「アイオニック5 N (IONIQ 5 N)」とミッドサイズSUVの新型「サンタフェ(Santa Fe)」、コンパクトSUVの改良型「ツーソン(Tucson)」を公開した。

・「アイオニック5 N」は、現代自Nブランド初の高性能電気自動車(EV)で、電動化における柔軟性を図る同社の電動化戦略を反映している。同モデルは2024年下半期に中国市場での発売を予定している。現代自は試乗イベントを含む現地マーケティングを展開するという。

・さらに、中国市場でSUVラインナップを拡大するために、新型「サンタフェ」と改良型「ツーソン」を公開した。「ツーソン」は2024年上半期、「サンタフェ」は2024年下半期に発売される予定。2023年に発売されたコンパクトSUV「Mufasa(沐颯)」に加え、SUVラインナップを強化した。

・会場では、「New Model ゾーン」、「N ゾーン」、「水素テクノロジーゾーン」を設ける。「水素テクノロジーゾーン」には燃料電池車(FCV)のコンパクトクロスオーバーSUV「ネッソ(NEXO)」の中国モデルを展示する。

(Hyundai press release on April 25, 2024)

2024年04月25日(木)

・韓国の蔚山広域市は4月24日、現代自と同社のハイパーキャスティング(Hypercasting)車体成型工場への投資に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。投資額は約1兆ウォン(約1,130億円) 。

・ハイパーキャスティングは、車体を一体成型することで、個々の部品の溶接や組み立てが不要になる先進的な製造方法。現代自は6,000トン以上のダイカストマシンを活用し、超大型アルミ車体部品を製造する。テスラはすでにギガプレスと呼ばれる同じ技術を採用している。

・この投資了解覚書により、現代自は蔚山工場内の約7万9,300平方メートルの敷地に新工場を建設する。この施設には、鋳造・加工・金型工場が含まれる。今年7月に着工、2026年に稼働開始予定。

Based on Ulsan Metropolitan City press release and multiple sources