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2024年04月26日(金)

・メルセデス・ベンツと吉利の合弁会社で電気自動車(EV)を展開するsmart (以下、スマート)は4月25日、北京モーターショーで電気自動車(EV)のプレミアムミッドサイズSUVコンセプト「Concept#5」を発表した。「Concept #5」の発表は、同社が電動ミッドサイズプレミアムSUVセグメントに参入したことを表している。「Concept #5」は「smart#1」と「smart#3」とともに展示された。

・「Concept5#」は800Vのバッテリーを搭載し、15分間で10%から80%まで急速充電が可能。排出ガスなしで550kmの航続距離を実現。

・他にも、市街地でのインテリジェントな走行を可能にするNVIDIA DRIVE OrinのLiDAR技術をベースにした運転支援システム「Pilot Assist 3.0」や、人工知能を使用するためのAMD V2000チップなどを搭載している。

・スマートは、これまでの中国、欧州、東南アジア、アフリカ、中東市場に加えて、EVポートフォリオを2024年中にオーストラリア、ニュージーランド、南米などの市場に拡大する計画。

・「Concept #5」の量産モデルは2024年後半に発表され、欧州での発売時期は後日発表される。

(smart press release on April 25, 2024)

2024年04月26日(金)

・吉利傘下のプレミアム電気自動車(EV)ブランド極氪汽車(Zeekr)は4月25日、北京モーターショーでEV専用アーキテクチャSEA-M (浩瀚-M)を発表し、新型コンパクトMPV「極氪MIX」を世界初公開した。

・ZeekrはSEA-Mの開発に総額70億元投じ、以下のイノベーションを実現した。

  • 6.3平方メートルのコックピットスペースを備え同クラスでは最大級。フロントシートの無段階電動回転角度は270°で世界最大となった。
  • 量産向け「貫通式電動両開きドア」を開発し、ドア開口幅が世界最大クラスの1,480mmを実現。

極氪汽車のWechat公式アカウントに基づく

2024年04月25日(木)

・吉利傘下の新エネルギー車(NEV)ブランドの雷達汽車(Radar)は4月23日、新型電気ピックアップトラック「雷達地平線」を発売したと発表した。全3グレード設定され、価格は18.18万元-22.18万元。

・「雷達地平線」はCLTCにおける航続距離が460kmと520kmの2種類が設定され、それぞれ容量73kWhのリン酸鉄リチウム電池と86kWhの三元系リチウム電池を搭載する。最高出力315kW、最大トルク594Nmのモーターを標準装備し、インテリジェント四輪駆動システムを採用する。0-100km/hの加速は4.5秒、最高車速は190km/h。

・21kWの対外給電能力を備え、全シナリオにおける音声コントロール、スマートフォンのワイヤレス充電などの機能を標準装備する。Maxバージョンのみ15項目のレベル2+運転支援機能に対応し、540°アラウンドビューモニターなどを配する。

・車体サイズは、全長5,260mm、全幅1,900 mm、全高1,880mmで、ホイールベースは3,120mm。荷台のサイズは、全長1,525 mm、全幅1,450 mm、全高540mmで、3000kgの最大牽引能力を備える。

雷達汽車のWechat公式アカウントモデル情報に基づく