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 ニュース
2024年04月25日(木)

・ステランティスは4月23日、オペルがドイツ・アイゼナハ(Eisenach)工場でCセグメントクロスオーバーSUVの新型「グランドランド(Grandland)」を生産すると発表した。同モデルには、オペルで初めてSTLA Mediumプラットフォームをベースとする電気自動車(EV)バージョンが設定される。

・「グランドランド」を生産するアイゼナハ工場には1億3,000万ユーロが投資され、マルチエナジーおよびSTLA Mediumプラットフォームに対応するための改修、車体工場の自動化、コンベアシステムの更新、詳細検査用の高度なカメラシステムの設置など、生産のアップグレードが行われた。新たなバッテリー工場は、リュッセルスハイム(Russelsheim)工場での経験からトレーニングを受けた高電圧の専門家とともに、「グランドランド」のEVバージョン向けのバッテリーパックを施設内で組み立てるために設立された。

・アイゼナハ工場は、グリーン電力を供給するため、14ヘクタールのソーラーパークの設置を計画している。また、1.5メガワットのヒートポンプが同工場の熱供給を補う予定。アイゼナハ工場のサプライチェーンの再編には、二酸化炭素排出量を削減するため、特にトルコと英国への長距離輸送でドイツ鉄道を利用した鉄道輸送の増加が含まれる。

Based on Stellantis press release

2024年04月25日(木)

・イタリアのFISMIC労組は4月22日、ステランティスのミラフィオリ(Mirafiori)工場でフィアット「500」の生産ラインに従事する従業員1,174人が、FISMIC労組との連帯契約を結んだと発表した。この契約は、4月23日から8月4日まで有効となる。 

・この契約は、雇用を維持し、尊厳ある移行を保証し、所得保障を実現するために必要なものである。FISMIC労組は、フィアット「500」の全モデルをミラフィオリに速やかに割り当てるため、政府がこの部門に産業政策をもって介入する必要性を強調している。 

Based on FISMIC press release

2024年04月24日(水)

・ステランティスは4月23日、CセグメントクロスオーバーSUVの新型オペル「グランドランド(Grandland)」を発表した。STLA Mediumプラットフォームベースの同モデルの電気自動車(EV)バージョンは、98kWhのバッテリーを搭載し、航続距離約700kmを達成する。DC急速充電器を利用すると、26分で80%まで充電が可能。

・車両サイズは4,650mm x 1,905mm x 1,660mm (LxWxH)で、ホイールベースは2,784mm。先代モデルより全長173mm、全幅64mm、全高19mmサイズアップし、リアシートを倒すと最大1,641リットルの積載量を確保できる。

・3Dバイザー、エッジライト技術による照明式Blitzロゴ、Intelli-Lux Pixel Matrixヘッドランプなどで新デザインが採用されている。インテリアでは、16インチのセンターディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、人間工学に基づいたAGR認証を受けたエルゴノミックシートなどが装備され、シート生地には100%リサイクル可能な素材が使用されている。

・環境に配慮しながらも、「グランドランド」はシャシーに周波数選択制振技術を採用し、ダイナミックな走りを実現。また、オートマチック・クルーズコントロール、拡張型交通標識認識、場所に応じて法定速度を超えないように車速を制御するインテリジェント・スピード・アダプテーション、衝突時ブレーキなどのADAS機能も充実している。

・新型「グランドランド」には、EVモードの航続距離が最大85kmのプラグインハイブリッド車(PHV)と48Vマイルドハイブリッド車(MHV)も設定されている。

・新型「グランドランド」はドイツのアイゼナハ(Eisenach)工場で生産される。

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