トルコ

・トルコ自動車工業会(OSD)が発表した３月の新車販売台数は、前年同月比4.2%増の11万4,210台となった。

・トルコ自動車販売協会(ODD)によると、３月のブランド別ライトビークル販売のトップはフィアットで1万4,699台(シェア13.4%)、2位はルノーで1万3,155台(同12.0%)、3位はフォードで8,324台(同7.6%)、4位はプジョーで6,830台(同6.2%)、5位はシトロエンで6,785台(同6.2%)などとなっている。

・3月の新車販売の中で、中・大型商用車を除くライトビークルは前年同月比5.7% 増の10万9,828台となっている。過去10年の３月平均(７万2,783台)比では50.9%増となる。

・３月の乗用車販売の内訳を排気量別で見ると、1,600cc以下が前年同月比1.8%増の6万8,245台で、シェア78.4%を占めている。

・エンジン別ではガソリン車が同12.7%増の5万8,566台(シェア67.3%)、ディーゼルエンジン車が同38.7%減の9,428台(シェア10.8%)、ハイブリッド車(HV、PHVとMHVを含む)が同26.7%増の1万1,436台(シェア13.1%)、電気自動車(EV、レンジエクステンダーEVを含む)が同209.3%増の6,784台(シェア7.8%)となっている。
・一方、3月の生産台数は前年同月比4.3%減の13万6,611台。輸入台数は22.9%増の7万8,291台、輸出台数は3.9%減の９万1,985台となった。

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・中国のバッテリーサプライヤー孚能科技(Farasis Energy)の欧州子会社Farasis Energy Europeは、2024年に次世代のバッテリーセルを導入し、生産を50,000パックまで拡大すると発表した。

・また、同社とトルコの自動車メーカーToggは、トルコのGemlikに生産能力8GWhで700名の従業員を擁するバッテリー工場を保有している。この工場では、2031年までに生産能力を20GWhまで拡大する計画。(2024年3月21日付プレスリリースより)

・イベコは3月14日、Ford Otosanの大型商用車ブランドFord Trucksとの間で、大型商用車向け新型キャビンの開発に関する協力の可能性を検討するために、拘束力のない覚書 (MoU) に署名したことを発表した。

・MoUは、キャビン内のコンポーネントやシステムなどの新製品や新技術の共同開発で両社が協力する可能性を評価するための予備的なステップとなる。

・今回の協定は、Ford Trucksとイベコとの互恵的なパートナーシップの発展を通じて、競争力の強化とEU Direct Vision Standardに準拠したソリューションの改善、CO2削減のためのエアロダイナミクスの改善などを目的としている。

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