自動運転

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2024年04月26日(金)

・メルセデス・ベンツは4月25日、北京モーターショーで新型モデルの投入と技術力の向上により中国市場へのコミットメントを強化すると発表した。

・メルセデス・ベンツは、コネクティビティ、デジタル化、自動運転の開発を加速させるため、北京にある既存の2つのセンターに加え、上海にデジタルイノベーションに特化した新たな研究開発センターを開設する。新センターの主要分野には、Mercedes Modular Architecture (MMA)、MB.OS、電動パワートレイン、コネクティビティ、AI、レベル2+の自動運転などが含まれる。

・同社は北京モーターショーで、メルセデスAMG「GT 63 S Eパフォーマンス(GT 63 S E Performance)」と電気SUVの新型「Gクラス(G-class)」を世界初公開する。これらのモデルは、「G 450 d」、「G 500」、メルセデスAMG「G 63」を含むフルラインナップとともに展示されるほか、コンセプトカー「Concept CLA Class」、ロングホイールベースの「Eクラス」、改良型「EQS」、メルセデス・マイバッハ「Sクラス」、「GLS」のNight Seriesも初展示される。

・メルセデス・ベンツはまた、中国で車載ゲームによる車内エンターテインメントの充実を図るため、Electronic Artsとの提携を発表した。レースゲームシリーズの「Need for Speed: Assemble」が2024年末までに第3世代のMBUXとMB.OSを採用したメルセデス・ベンツ車に搭載される予定。

Based on Mercedes Benz press release (1/ 2)

2024年04月26日(金)

・米国のLiDARメーカーLuminarは4月23日、ボルボ「EX90」向けLiDARセンサーの生産開始と出荷を発表した。また、米国シリコンバレー(Silicon Valley)の新施設で開催されたイベントLuminar Dayで、次世代LiDAR製品「Luminar Halo」を発表した。 

・この新しいLiDAR「Halo」は、Luminarの高度な1550nm技術をベースに、子会社であるLuminar Semiconductorの4つの革新的なチップ技術を取り入れ、性能4倍向上、サイズ3分の1縮小、熱効率2倍向上、コスト2分の1以下を実現する。このLiDARは、高さ1インチ以下、重量1キログラム以下、消費電力約10ワットとなる見込みである。 

・さらに同社は、先進運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)の自動車メーカーへの展開を加速させるため、車両ソフトウェア開発会社Applied Intuition (AI)との提携を発表した。提携の初期段階において、両社は自動車メーカーにハードウェアとソフトウェアのソリューションを提供する計画で、AIのSensor Simを使用した自動運転システムをLuminarのLiDARモデルとともにテストできるようにし、テスト費用の削減と市場投入までの時間の短縮を図る。 

・Luminarはまた、台湾の大手タッチパネルメーカーTPKとの提携を拡大し、TPKの工業化リソースを自社の工場に投入することで、規模拡大、工場の自動化、およびサプライヤー管理を加速させ、工業化費用を削減して製品開発期間を短縮する予定である。 

Based on Luminar press release

2024年04月26日(金)

・東風風神(Aeolus)は4月25日、馬赫E(Mach E)スーパーハイブリッド(PHREV)技術を搭載する初のコンパクトSUV「風神L7」を発売したと発表した。全5グレード設定され、価格は12.89万元-15.69万元。

・「風神L7」のデザインコンセプトは、ハイテクでスタイリッシュな「光年之旅」を採用する。車体サイズは、全長4,685mm、全幅1,900mm、全高1,625mmで、ホイールベースは2,775mm。

・「風神L7」はPHREV技術を搭載し、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド(PHV)、レンジエクステンダーのドライブモードを実現する。1.5Lターボエンジン(最高出力113kW、最大トルク240Nm)と4速ハイブリッドトランスミッションを配する。永久磁石同期モーター(最高出力100kW、最大トルク260Nm)を採用し、システムの総合モードでの最高出力は265kW、最大トルクは615Nm。最高時速は170km/h。容量17/30.3kWhの馬赫バッテリーを搭載し、CLTCにおけるEVモードでの航続距離はそれぞれ110/205km、総合モードでの航続距離はそれぞれ1,400/1,500kmで、NEDCにおける燃費は3.8Lとなる。また、急速充電で30-80%充電の所要時間は26分。

・「風神L7」はWindLink OS 3.0スマートコックピットを搭載し、8155車載チップと14.6インチの液晶ディスプレイ+10.25インチの液晶インストパネルを標準装備する。一部のモデルにはL2レベルの自動運転支援システム、AR-HUDなどの機能を配する。

東風風神のWechat公式アカウントモデル情報に基づく

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