・メルセデス・ベンツは4月25日、北京モーターショーで新型モデルの投入と技術力の向上により中国市場へのコミットメントを強化すると発表した。
・メルセデス・ベンツは、コネクティビティ、デジタル化、自動運転の開発を加速させるため、北京にある既存の2つのセンターに加え、上海にデジタルイノベーションに特化した新たな研究開発センターを開設する。新センターの主要分野には、Mercedes Modular Architecture (MMA)、MB.OS、電動パワートレイン、コネクティビティ、AI、レベル2+の自動運転などが含まれる。
・同社は北京モーターショーで、メルセデスAMG「GT 63 S Eパフォーマンス(GT 63 S E Performance)」と電気SUVの新型「Gクラス(G-class)」を世界初公開する。これらのモデルは、「G 450 d」、「G 500」、メルセデスAMG「G 63」を含むフルラインナップとともに展示されるほか、コンセプトカー「Concept CLA Class」、ロングホイールベースの「Eクラス」、改良型「EQS」、メルセデス・マイバッハ「Sクラス」、「GLS」のNight Seriesも初展示される。
・メルセデス・ベンツはまた、中国で車載ゲームによる車内エンターテインメントの充実を図るため、Electronic Artsとの提携を発表した。レースゲームシリーズの「Need for Speed: Assemble」が2024年末までに第3世代のMBUXとMB.OSを採用したメルセデス・ベンツ車に搭載される予定。