業績

(単位：百万円)

	2013年 3月期	2012年 3月期	増減率 (%)	要因
全社
売上高	15,939	16,199	(1.6)	-
営業利益	1,229	1,451	(15.3)	-
経常利益	1,418	1,594	(11.0)	-
当期純利益	839	780	(7.6)	-
自動車部品製造
売上高	15,110	15,316	(1.3)	-国内：エコカー補助金の終了に伴う反動減の影響で需要が低調に推移。 -海外：中国向け輸出の大幅な落ち込み。
営業利益	1,117	1,342	(16.8)	-

事業方針

中空バルブの量産再開
-中空バルブの量産再開に向け生産体制を強化する。今年度中にも静岡工場にある中空バルブの生産ラインを改良するほか、加工機械の増設を検討し生産能力を増強していく。かつては量産していたが、現在は補修用のみを少量生産するにとどまっている。しかし燃費向上に取り組む日系メーカーからの受注が見込めることから量産を再開、供給能力を整え新規受注の獲得に結びつける。同社は、1989年に中空バルブの生産設備を導入して91年に本格生産を開始、量産車向けとしては日産自動車に供給してきた。現在は中空バルブ搭載エンジンの生産終了に伴い生産数を絞っているが、受注拡大を見込んで量産を再開する。(2012年11月8日付日刊自動車新聞より)

海外事業戦略
-中国広東省の富士气門 (広東) 有限公司 [Fuji Valve (Guangdong) Corporation] で素材から鍛造、機械加工を行なう一貫生産の本格運用を開始する。
-新たな海外事業拠点の展開を検討。

2014年3月期の見通し

(単位：百万円)

	2014年3月期 (予想)	2013年3月期 (実績)	増減 (%)
全社
売上高	15,950	15,939	0.1
営業利益	1,000	1,229	(18.6)
経常利益	1,400	1,418	(1.3)
当期純利益	1,200	839	43.0

研究開発費

(単位：百万円)

	2013年3月期	2012年3月期	2011年3月期
全社 (自動車部品製造)	150	170	182

研究開発拠点

-静岡工場内のOOZXテクニカルセンターにおいて研究開発を実施。

研究開発活動

-研究体制の強化とともに、軽量かつ高い耐熱性を有するエンジンバルブの設計開発や、製造技術の確立および高耐摩擦材料の研究開発を推進。

技術相互援助契約

(2013年3月31日現在)

提携先 (国名)	契約品目	契約内容	契約期間
TRW Automotive U.S. LLC (米国)	エンジンバルブ	製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾	1996年1月1日 - 自動延長制
TRW Automotive GmbH (ドイツ)	エンジンバルブ	製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾	1996年1月1日 - 自動延長制

技術供与契約

(2013年3月31日現在)

提携先 (国名)	契約品目	契約内容	契約期間
新韓バルブ工業株式会社 [Shin Han Valve Ind. Co., Ltd.] (韓国)	エンジンバルブ	製造、販売の独占的実施権の許諾	2011年9月29日 - 2014年9月28日
TRW Fuji Serina Co., Ltd. (タイ)	エンジンバルブ	製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾	2011年1月1日 - 2015年12月31日
TRW Fuji Valve Inc. (米国)	エンジンバルブ、バルブアジャスター、コッター、バルブシート	製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾	1988年9月15日 - JV解消まで
Shriram Pistons & Rings Limited (インド)	エンジンバルブ	製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾	2012年12月5日 - 2019年12月4日
富士气門 (広東) 有限公司 [Fuji Valve (Guangdong) Corporation] (中国)	エンジンバルブ、コッター、リテーナー	製造、販売、使用の非独占的実施権の許諾	2010年10月1日 - 2013年9月30日

設備投資額

(単位：百万円)

	2013年3月期	2012年3月期	2011年3月期
全社	949	636	567
自動車部品製造	942	633	536

-2013年3月期、自動車部品製造事業では主にエンジンバルブ生産設備に投資。

設備の新設計画

(2013年3月31日現在)

事業所名 (所在地)	設備内容	投資予定 総額 (百万円)	着手	完成 予定
静岡工場 (静岡県菊川市)	エンジンバルブ製造設備	1,377	2013年3月	2014年3月
	維持更新設備	245	2013年3月	2014年3月