KYB 展示会取材アーカイブス

2005年 東京モーターショー

2005年東京モーターショー情報

CVT油圧源用ベーンポンプ
-CVT油圧源用ポンプとして専用設計を行い、小型/軽量化、高精度部品による高効率化を達成。
-高エア含有率の作動油でも使用を可能とする低騒音チューニングを実施。
-コンタミネーション含有作動油でも耐久性を確保。高回転大流量吐出とキャビテーションを抑えた設計。

高圧大容量ポンプ
-従来達成が困難であった高圧大容量(15cm3/rev.、15.5MPa)を達成し、且つ最高回転数9,000rpmを実現。
-高級乗用車、SUV、ピックアップトラック等への適用を狙いとする。

減衰力無段階調整式ショックアブソーバ <<<技術詳細
・単筒式ショックアブソーバ
・復筒式ショックアブソーバ
-減衰力を制御するセミアクティブサスペンションシステムに適した、無段階の減衰力調整式アブソーバ。
-減衰力は切換応答時間が0.02秒以下という速さで、電流に応じて連続的に変化する。
-ストラット、モノチューブ、複筒ガスの製品バリエーションにより、さまざまな車両への搭載が可能。また、減衰力可変機構部は本体へ内蔵、または本体横への外付けが可能。

ラック&ピニオン式油圧パワーステアリング
-環境に優しい製品開発の取り組みとして中空ラックバーを採用し、従来製品の中実ラックバーに対して34%の軽量化を達成。また、冷間鍛造によりラックギヤを成形することで、従来製品に対し金属屑を削減。

電動後輪操舵アクチュエーター
-ポテンションメータを2系統とし、冗長性を向上。また逆効率ゼロの非可逆性ギヤを使用。
-舵角センサ、車速センサ、ヨーレイトセンサからの信号をもとにコントローラで最適な後輪舵角を算出し、ロッドをストロークさせる。

X-REAS
-ショックアブソーバを、前輪右用と後輪左用、および前輪左用と後輪右用それぞれを連結配管し、前後左右相対(X)方向で自動車の動きを制御するシステム。