Valeo Group (China)
[Valeo Group (中国事業)] 2015年12月期の動向
新工場
-2016年3月、子会社 「広州法雷奥発動機冷却有限公司 [Guangzhou Valeo Engine Cooling Co., Ltd.]」 の武漢工場が武漢経済技術開発区で正式に生産を開始。同工場への総投資額は18.5百万元。バンパービーム、ホーン、レー ダー、エンジンコンデンサー、ラジエーター、ウォータータンク、ファン、ヘッドランプブラケットなどを含むフロントエンドモジュールを主に生産する。年産量はフロントエンドモジュール11万台、生産高は150百万元を見込む。現在組立ラインを3ライン、射出成形ラインを1ライン保有している。製品は東風ホ ンダの「新思域 (New Civic)」 に供給する。将来は 「CR-V」 にも供給する計画。(2016年3月28日付け各種リリースより)
-2015年9月、ドライブトレインシステム南京工場の第3期建設工事に着工。完成すれば年間17百万セットの摩擦材の生産が可能になる。製品は GM、VW、Ford、トヨタ、奇瑞などの自動車メーカーに供給する。現在Valeoは南京江寧(Jiangning)開発区にドライブトレイン、クラッ チ、カーエアコン、摩擦材の4工場を設立している。(2015年9月10日付け各種リリースより)
-2015年6月、深圳工場の第2期工事が完了し、新工場の落成式を行った。新工場完成後、深圳工場は生産能力を拡大するとともに、「自動車パワートレイン電子部品のグローバル研究開発センター」を建設する。(2015年6月4日付け各種リリースより)
研究開発体制
-現在、中国に3,300名余りのエンジニアを擁する。毎年、営業収益の5%を製品研究・開発に投入している。
研究開発拠点
-2015年末現在、中国に6つのR&Dセンターと10の開発センターを有する。
<R&Dセンター>
名称 | 製品 部門 |
所在地 | 業容 | |
法雷奥雨刮系統亜洲研発中心 [Valeo Wipers Systems Asia R&D Center] |
ワイパーシステム | 上海 | -OEM供給する中国メーカーへの技術支援。 -アジア及び新興市場における技術支援。 |
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法雷奥全球電子研発中心 [Valeo Gloval Electronics R&D Centre] |
エレクトロニクス製品 | 広東省 深圳市 |
-エレクトロニクス部品の研究開発 | |
法雷奥照明系統湖北技術中心 [Valeo Lighting Systems Hubei Technical Center] |
ライティングシステム | 湖北省 武漢市 |
-中国および全世界向けにライティングシステム製品を開発。 |