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Parker-Hannifin Corporation 2016年6月期の動向
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2016年6月期 |
2015年6月期 |
増減率 (%) |
要因 |
売上高 |
11,360.8 |
12,711.7 |
(10.6) |
1) |
営業利益 |
1,575.7 |
1,838.4 |
(14.3) |
- |
部門別売上高 |
多角的産業セグメント |
9,100.5 |
10,457.1 |
(13.0) |
2) |
要因
1) 売上高
-2016年6月期、売上高は対前年比10.6%減の11,360.8百万ドル。為替のマイナス影響による減少幅は3%、多角的産業セグメントの売上減退による減少幅は7.8%。
2) 多角的産業セグメント
-2016年6月期、同部門の売上高は前年比13.0%減の9,100.5百万ドル。過去12カ月以内の事業買収による売上増が8百万ドルに達したが、為替によるマイナス影響に加え、販売会社やエンドユーザーからの需要が減少したことで前年比マイナスとなった。
最近の動向
-2016年6月、同社の油圧ハイブリッドシステム 「RunWise」 を搭載したごみ収集車の累計走行距離が400万マイルに達したと発表した。「RunWise Advanced Series Hybrid Drive System」 は、ブレーキエネルギーの71%超を回収し、貯蔵したエネルギーを使用することでトラック1台あたり年間最大4,300ガロンの燃料削減につなげるという。(2016年6月7日付プレスリリースより)
-2015年9月、同社の 「RunWise」 油圧ハイブリッド駆動トランスミッションが、米国環境保護庁 (EPA) により2015年6月半ばに発表された燃費基準を達成していると発表した。この新基準は、2021~2027年の間に製造されるごみ収集トラックなど大型ディーゼル車を対象としており、2027年までに車両サイズに応じて燃料消費を16~24%削減することを求めるもの。現在、「RunWise」 を搭載しているごみ収集車200台超は、従来のディーゼルごみ収集車に比べて平均43%の燃費向上を実現しているという。さらに、カリフォルニア大気資源委員会は、Cummins Engineの2015年モデルのエンジンと組み合わせた 「RunWise」 トランスミッションに関して、同州におけるごみ収集車の燃費を最大50%向上させることに貢献する技術として認定している。(2015年9月21日付プレスリリースより)
-2016年6月、68.5万ドルを投じて米国ミシシッピ州のHolly Springs工場を拡張した。今回の拡張は、サウスカロライナ州から同工場に生産を移管したことに伴うもの。これにより、Holly Springs工場では12名が増員され、従業員数は124名となる。(2016年6月30日付 Mississippi Development Authorityの発表より)
受注
-フロリダ州Orlando市が、同社の 「RunWise」 ハイブリッドシステムを搭載したAutocar E3 ごみ収集用ハイブリッドトラック10台の稼働を開始したと発表した。これにより、同市のごみ収集用ハイブリッドトラックは目標台数に達した。Autocar E3導入は、平均で48%の燃料削減効果につながるとともに、ブレーキの交換頻度削減、生産性向上にも寄与するという。最初に導入されたハイブリッドトラック9台のケーススタディによると、同9台の使用が10年間で2.8百万ドルのコスト削減につながると期待されている。 (2016年4月22日プレスリリースより)
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2016年6月期 |
2015年6月期 |
2014年6月期 |
合計 |
359.8 |
403.1 |
410.1 |
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2016年6月期 |
2015年6月期 |
2014年6月期 |
合計 |
149.4 |
215.5 |
216.3 |
海外投資
<米国>
-2016年6月30日、68.5万ドルを投じて米国ミシシッピ州のHolly Springs工場を拡張したと発表した。今回の拡張は、サウスカロライナ州から同工場に生産を移管したことに伴うもの。これにより、Holly Springs工場の従業員数は124名に増員される。移転に関わる費用の一部はミシシッピ州開発局が補助した。同社はミシシッピ州Batesville、Olive Branch、Madisonにも拠点を有する。(2016年6月30日付 Mississippi Development Authorityの発表より)