(株) アイメタルテクノロジー 2010年3月期の動向

ハイライト

業績

(単位:百万円)
  2010年
3月期
2009年
3月期
増減率
(%)
要因
売上高 30,791 48,800 (36.9) -
営業利益 (1,345) 573 - -
経常利益 (1,692) 168 - -
当期純利益 (1,497) (1,549) - -
自動車用部品
売上高 27,637 41,138 (32.8) -下半期、アジアを中心とした輸出車の生産増とポスト新長期排気ガス規制施行による国内向け大型車の駆け込み需要増を受け、部品需要は上振れ傾向で推移したものの、上半期、商業車向け部品の需要が政府の環境対策車優遇税制政策の恩恵をあまり受けられず鈍い伸びとなり減少。

国内事業

-部品加工工場を再編すると発表。綾瀬部品加工工場(神奈川県綾瀬市)を閉鎖し、3工場から2工場に集約する。綾瀬の生産ラインは土浦部品加工工場(茨城県土浦市)へ移管。2009年11月中旬から作業を始め、2010年1月から順次移管、6月までに再編を完了させる。合わせて組織改変を行い、素形材生産から部品加工まで、より一貫した生産体制を構築する。(2009年11月7日付日刊自動車新聞より)

開発動向

研究開発費

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 342 396 351

研究開発体制

-北上地区の技術センターでは、高出力ディーゼル・エンジン部品の材料開発および機能性評価を開始。
-土浦地区では、車両・建機部品を研究開発。

設備投資

設備投資額

(単位:百万円)
  2010年3月期 2009年3月期 2008年3月期
全社 約1,000 約8,900 約4,200

国内投資

北茨城素形材第二工場
-主要な事業である鋳物製造の生産能力増強および合理化のための北茨城素形材第二工場を茨城県北茨城市に建設中。130百万円の投資を実施。

部品工場再配置
-経営の効率化を目的とした部品工場の再編、綾瀬部品工場の閉鎖に伴い、綾瀬部品工場から土浦部品工場への設備を移管中。85百万円の投資を実施。

その他の投資
-鋳造設備の改造と加工設備の増強を中心に、826百万円の投資を実施。