国産電機株式会社 2008年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2008年 3月期 |
2007年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 23,516 | 23,245 | 1.2 | -車載用モータの増加。 |
営業利益 | 576 | 394 | 46.2 | - |
経常利益 | 676 | 473 | 42.9 | -原価低減・JIT改革推進などコストの低減。 |
当期純利益 | 359 | 321 | 12.0 | - |
電装品部門 | ||||
売上高 | 13,570 | 13,868 | (2.1) | -船外機用は欧州市場が好調により伸張したが、北米市場のスノーモービル用は降雪不足、ATV用は原油高騰、および景気後退の影響による減少が影響。 |
営業利益 | 659 | 701 | (6.0) | |
発電機部門 | ||||
売上高 | 1,484 | 2,568 | (42.2) | -主力の発動発電機の北米市場の需要が停滞。 |
営業利益 | 56 | (39) | - | |
モータ部門 | ||||
売上高 | 8,461 | 6,809 | 24.3 | -四輪車搭載パワーステアリング用モータの増加。 |
営業利益 | 289 | 144 | 100.7 |
開発動向
研究開発費 | (単位:百万円) |
2008年3月期 | 2007年3月期 | 2006年3月期 | |
電装品部門 | 213 | 195 | 179 |
発電機部門 | 14 | 10 | 6 |
モータ部門 | 67 | 67 | 26 |
その他 | 25 | 34 | 31 |
合計 | 319 | 306 | 242 |
主な研究内容
電装品部門
-コア・コンピタンスの高効率・高出力ACG・レギュレータ、エンジンに最適な点火・燃料噴射システムの改良。
-二輪車・ATV・雪上車・船外機・汎用エンジン用充電システム、エンジン制御システムの開発、量産化。
発電機部門
-省エネルギー・小型・高効率・静音化を目的に、コア・コンピタンスの永久磁石発電機をベースとした「インバータ高品位発電機」の開発。拡販中
モーター部門
-車輌用として省エネルギー化を目的に、小型・高出力・低コギングタイプの電動パワーステアリング用モータ、更には搭載性の利便性を追及した小型ABSモータを開発中。
-二輪車・ATV・雪上車向けに、耐振・耐圧・対塵性に優れたモータとして、各種アクチュエータモータを開発拡販中。
設備投資
-電装品合理化生産ライン構築、省力化・IT化を目的とした合理化投資、新製品受注に対応した型投資及び老巧更新投資を実施。
-2008年度3月期の設備投資総額は、737百万円。
主要な機械設備への投資
設備の新設計画
-2008年度3月期の設備投資総額は、737百万円。
主要な機械設備への投資
セグメント | 百万円 | 主要設備 |
電装品 | 340 | 電装品合理化設備等 |
モータ | 61 | 新型モータ生産ライン構築 |
設備の新設計画
事業署名 | 所在地 | 設備の内容 | 投資予定額 (百万円) |
着手及び完了年月 | |
着手 | 完了 | ||||
本社工場 |
静岡県 沼津市 |
電装品生産合理化設備 | 145 | 2008年5月 | 2009年3月 |
御殿場工場 |
静岡県 御殿場市 |
電装品生産合理化設備 | 184 | 2008年5月 | 2009年3月 |