芦森工業株式会社 2009年3月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万円) |
2009年 3月期 |
2008年 3月期 |
増減率 (%) |
要因 | |
全社 | ||||
売上高 | 43,375 | 45,653 | (5.0) | - |
経常利益 | 1,022 | 2,134 | (52.1) | -原油・原材料価格の高騰による材料費増加の影響や、期の後半の売上高減少が影響。 |
当期純利益 | (1,109) | 901 | - | |
産業用繊維製品事業 | ||||
売上高 | 37,448 | 39,319 | (4.8) | -自動車安全部品部門では、シートベルトは、第3四半期以降の自動車業界の急激な落ち込みによる減産の影響を大きく受けたが、期の前半において新規車種で量産開始となったため、売上が増加。しかし、エアバッグ、自動車関連用品(内装品その他)は、減産の影響を大きく受け、売上が減少。 |
営業利益 | 1,535 | 2,717 | (43.5) |
国内事業
-山口県山口市に自動車用シートベルトとエアバッグなどの製造販売を行う全額出資子会社「芦森工業山口」を、2008年7月16日付で設立。同社の自動車用シートベルトやエアバッグ、内装品などの受注拡大に伴い、グループ全体での生産体制を見直し、新たな生産拠点を設けることで災害などのリスク分散が狙い。(2008年8月6日付日刊自動車新聞より)
開発動向
研究開発費 | (単位:百万円) |
2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 | |
全社 | 1,290 | 1,086 | 928 |
産業用繊維製品事業 | 1,065 | 861 | 710 |
研究開発活動
シートベルト関係
-乗員保護性能の向上を目指し、次世代型の初期乗員拘束性能を高めたプリテンショナー付きリトラクター及び耐G機構標準装備対応バックルの開発、商品化を推進。
エアバッグ関係
-北米並びに欧州の法規やアセスメントに対応した、ローリスク展開を可能とする高性能前突用エアバッグ装置の開発、及び乗員保護性能を高めた側突用エアバッグ装置の開発、商品化を推進。
内装品関係
-付加価値の更なる向上を目指した各種シェード、荷室カバーの開発、商品化を推進。
設備投資
設備投資額 | (単位:百万円) |
2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 | |
全社 | 2,177 | 1,885 | 2,051 |
産業用繊維製品事業 | 1,864 | 1,592 | 1,638 |
-自動車関連製品の生産合理化、生産増強及び開発関連設備の充実のため大阪工場を中心に設備投資を実施。
設備の新設
会社名 事業所名 所在地 |
設備の内容 |
投資予定 金額 (百万円) |
着手年月 | 完了年月 |
完成後の 増加能力 |
大阪工場 (大阪府摂津市) |
防災・パルテム・産業資材・自動車安全部品生産設備の合理化 | 3,374 | 2008年4月 | 2010年3月 | 品質向上を図るため能力の増加はほとんどなし |
篠山工場 (兵庫県篠山市) |
防災・パルテム・産業資材・自動車安全部品生産設備の合理化 | 82 | 2008年4月 | 2010年3月 | 品質向上を図るため能力の増加はほとんどなし |