Plastic Omnium 2008年12月期の動向
ハイライト
業績 | (単位:百万ユーロ) |
2008年 12月期 |
2007年 12月期 |
増減率(%) | 要因 | ||
全社売上高 | 2,696.5 |
2,685.1 |
0.4 | - | |
自動車部品部門売上高 | 2,171.5 | 2,249.5 | (3.5) | 1) |
1)
-第4四半期に欧州、北米の自動車生産台数が25%減少したがそれに比較して同社の自動車部品事業の売上は21%の減少。
-北米の第4四半期及び通年での自動車部品事業の売上高は、非米系カーメーカーであるBMW、Volkswagen、日産、Hyundai向け売上が寄与し変動なし。これらメーカー向け売上高は、北米売上の約半分を占める。
-アジアや南米の新興国での売上は、2007年、2008年に実施した中国、アルゼンチンでの投資により伸長。
-PSA Peugeot Citroen は現在同社にとって最大の顧客で、売上の18%を占める(前年16%)。以下は、Renaultの17%(前年19%)、GMの15%(前年19%)と続く。
-ドイツのカーメーカーVolkswagenやBMW向けの売上は伸長。各売上全体の14%、13%を占める。
-全体では、ドイツのカーメーカーが売上の34%を占める同社の最大顧客。以下フランスのメーカー32%、米国のメーカー15%が続く。アジアのカーメーカー向け売上は伸長し、9%を占める。
受注
-2008年、サーモセットとサーモプラスチック材から成るハイブリッドハッチバックを初受注。スチームハッチバックよりも20%軽量。
-自動車部品事業の顧客別売上高(2008年)
PSA Peugeot Citroen: 391.8百万ユーロ
Renault/Nissan: 363.3百万ユーロ
GM: 327.1百万ユーロ
BMW: 270.4百万ユーロ
Volkswagen: 267.0百万ユーロ
開発動向
研究開発費
-2008年12月期の研究開発費用は140百万ユーロで連結売上の5.2%に相当。(2007年12月期:127.9百万ユーロ)
研究開発体制
-各自動車メーカーの意思決定機関の所在地に近い13ヵ所にR&Dセンターを保有。世界各国で1,030名のエンジニアと技術者が研究開発に従事。
-同じく2008年末の取得特許件数は652件。うち51件を2008年12月期に取得。
2008年12月期の研究開発のハイライト
-自動車部品部門が重点的に取り組む研究開発: CO2と微粒子の排出量削減、外装部品の軽量化と外観の改善、機能的なモジュールの開発、歩行者安全向上など。これらの目標を達成する目的で、同社は部品構成、注入技術と塗装技術、熱可塑性材やコンポジットの材料配合などの分野における特殊技術を強化する。
-2008年12月期の研究開発費用は140百万ユーロで連結売上の5.2%に相当。(2007年12月期:127.9百万ユーロ)
研究開発体制
-各自動車メーカーの意思決定機関の所在地に近い13ヵ所にR&Dセンターを保有。世界各国で1,030名のエンジニアと技術者が研究開発に従事。
-同じく2008年末の取得特許件数は652件。うち51件を2008年12月期に取得。
2008年12月期の研究開発のハイライト
-自動車部品部門が重点的に取り組む研究開発: CO2と微粒子の排出量削減、外装部品の軽量化と外観の改善、機能的なモジュールの開発、歩行者安全向上など。これらの目標を達成する目的で、同社は部品構成、注入技術と塗装技術、熱可塑性材やコンポジットの材料配合などの分野における特殊技術を強化する。
設備投資
設備投資額 | (単位:百万ユーロ) |
2008年12月期 | 2007年12月期 | 2006年12月期 | |
グループ合計 | 97 | 120 | 94 |
海外投資
-中国の合弁企業YanFeng Plastic Omnium Automotive Exterior Systems Co., Ltd.(YFPO
- 同社49.95%出資)が、南京と上海浦東区に2つの工場を開設。