バンコク国際モーターショー2024(2)日本メーカー

いすゞ D-Max EV、トヨタ ハイラックスのEV、三菱 エクスパンダーHEV ほか

2024/04/26

要約

 2024327日から47日まで、「The Mobility of Joyful Experiences(喜びの体験のモビリティ)」をテーマコンセプトに、第45回バンコク国際モーターショー(第45BIMS)が開催された。このイベントはGrand Prix International PCLGPI)が主催するもので、3億バーツ(約830万米ドル)を超える投資が行われた。

 このイベントには以下のような国際的な自動車ブランドが出展した。Aion(埃安)、アウディ、ベントレー、BMWBYD、長安(Changan)、フォード、長城(GWM)、ホンダ、現代、いすゞ、ジープ、起亜、レクサス、ロータス、マセラティ、マツダ、メルセデス・ベンツ、MGMINI、三菱、哪吒(Neta)、Nexpoint、日産、プジョー、ポルシェ、ロールス・ロイス、スズキ、トヨタ、VinFast、ボルボ、小鵬(XPeng)、極氪(Zeekr)など。一方、二輪車ブランドは、BMWモトラッド、Zeeho/CF Moto、ハーレーダビッドソン、ホンダ、カワサキ、ロイヤルエンフィールド、スズキ、トライアンフ、ヤマハなどが出展した。

 今回のショーでは以下のようなモデルが注目された。メルセデス・ベンツ「Vision ONE-ELEVEN」、日産「Hyper Tourer Concept」などのハイパーコンセプトモデル。長安「Lumin Mini EV」、MGCyberster」、VinFastVF 7」および「VF Wild Pickup Concept」、ホンダ「e:N1」、いすゞ「D-Max EV Concept」、トヨタ「Revo BEV Concept」、NetaV-II」、XPengG6」、ZeekrX」などのBEVモデルや、長城「Poer Sahar HEV」、スズキ「XL7 HEV」などの電動化モデル。

 主催者のGPIは、今回のショーの来場者と成約台数が第44BIMSの実績を1520%上回ると予想していた。

45th BIMS Entrance 45th BIMS Venue
第45回BIMSの入口 第45回BIMSの会場

 

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