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 ニュース
2024年04月26日(金)

寧徳時代(CATL)は、ボルボ・カーとバッテリーリサイクルのクローズドループ管理に関する基本合意書を締結し、持続可能な開発における協力関係を強化したと発表した。

・このパートナーシップでは、ボルボ・カーが古いバッテリーを回収し、川下の認定サプライヤーに送ってリサイクルを行い、ニッケル、コバルト、リチウムなどの金属を抽出する。その後、CATLがこれらの材料を使用して、ボルボの電気自動車(EV)に搭載する新しいバッテリーを製造する。 

・両社はまた、リサイクルおよび生産プロセス全体が品質基準を満足し、世界各地域の法規制要件に準拠していることを保証する、透明性の高い管理メカニズムを構築する予定である。

・今回の合意の下、両社はライフサイクルを通してEVの二酸化炭素排出量を削減するために協力することになる。今後もCATLは、自社の技術的優位性を活かし、循環型バッテリーバリューチェーンの発展に貢献していく。(2024年4月18日付プレスリリースより)

2024年04月26日(金)

・米国のLiDARメーカーLuminarは4月23日、ボルボ「EX90」向けLiDARセンサーの生産開始と出荷を発表した。また、米国シリコンバレー(Silicon Valley)の新施設で開催されたイベントLuminar Dayで、次世代LiDAR製品「Luminar Halo」を発表した。 

・この新しいLiDAR「Halo」は、Luminarの高度な1550nm技術をベースに、子会社であるLuminar Semiconductorの4つの革新的なチップ技術を取り入れ、性能4倍向上、サイズ3分の1縮小、熱効率2倍向上、コスト2分の1以下を実現する。このLiDARは、高さ1インチ以下、重量1キログラム以下、消費電力約10ワットとなる見込みである。 

・さらに同社は、先進運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)の自動車メーカーへの展開を加速させるため、車両ソフトウェア開発会社Applied Intuition (AI)との提携を発表した。提携の初期段階において、両社は自動車メーカーにハードウェアとソフトウェアのソリューションを提供する計画で、AIのSensor Simを使用した自動運転システムをLuminarのLiDARモデルとともにテストできるようにし、テスト費用の削減と市場投入までの時間の短縮を図る。 

・Luminarはまた、台湾の大手タッチパネルメーカーTPKとの提携を拡大し、TPKの工業化リソースを自社の工場に投入することで、規模拡大、工場の自動化、およびサプライヤー管理を加速させ、工業化費用を削減して製品開発期間を短縮する予定である。 

Based on Luminar press release

2024年04月11日(木)

・欧州委員会は4月8日、EUの国家補助規則に基づきスロバキア政府によるボルボ・カー向け助成金2億6,700万ユーロを承認した。この資金によりスロバキア東部コシツェ(Košice)近郊のヴァラリキー(Valaliky)の電気自動車(EV)工場建設が支援される。 

・ボルボ・カーは欧州における同社3番目の生産拠点となるEV工場の新設に12億ユーロを投資する。同工場の当初の年間EV生産能力は約25万台で3,300人以上の直接雇用及びその他の間接雇用を創出する。このプロジェクトでは生産開始時から気候ニュートラルを目指してEVのみを提供する。 

Based on European Commission press release