・タタ(Tata Motors)は4月22日、10人乗り乗用バンのタタ「マジック(Magic)」の派生バージョン「マジック バイフューエル(Magic Bi-Fuel)」を発売した。694ccのエンジン、60リッターCNGタンク及び5リッターガソリンタンクを搭載し、1回の給油で約380キロの走行が可能。新たにエコスイッチやギアシフトアドバイザーが追加され、ドライバーの操作性も人間工学的に改善された。同社は「マジック」バンの顧客数が40万人を達成したことも発表した。
タタ (Tata)のすべて
・タタ(Tata Motors)は4月11日、傘下のTata Passenger Electric Mobility (TPEM)がシェル(Shell)傘下のShell India Markets(SIMPL)と拘束力のない覚書を交わしてインド全土への公共充電ステーション設置で協力すると発表した。シェルの給油所ネットワーク及びTPEMがインドで走行する電気自動車(EV)から得た知見を活用してタタのEVオーナーがよく訪れる場所に充電器を設置する。
・両社は便利な支払システムやロイヤルティプログラムを導入してTPEMの顧客に大きな付加価値をもたらすことも検討している。シェルのEV充電ステーションは充電器可動率98%~99%の信頼性の高い超急速充電を提供する。
・BMWグループとタタ・テクノロジーズは4月2日、インドでソフトウェアとIT開発を目的とした合弁会社(JV)を設立することで合意したと発表した。プネー(Pune)、バンガロール(Bangalore)、チェンナイ(Chennai)に拠点を置き、バンガロールとプネーではソフトウェア開発と24時間年中無休のオペレーションに、チェンナイではビジネスITソリューションに注力する。
・合弁会社 は、特にソフトウェア定義車(SDV)におけるBMW のソフトウェアコーディング能力をグローバルに強化することを目指す。タタ・テクノロジーズのデジタルエンジニアリングに関する専門知識は、自動運転、インフォテインメント、デジタルサービスに重点を置いた戦略的なソフトウェア開発に活用される。
・合弁会社はまず訓練を受けたタタ・テクノロジーズの専門家100人でスタートし、従業員数はその後数年間で1,000人規模まで急拡大する見込み。このパートナーシップは、自動車工学とデジタルソリューションにおける革新と卓越性への共通のコミットメントを具現化するという。