・スバルは4月23日、同社が米国で最も古くから生産しているモデルであるミッドサイズスポーティセダン「レガシィ(Legacy)」の生産を2025年型モデルで終了すると発表した。顧客の嗜好が乗用車からSUVやクロスオーバーにシフトしていることや、スバルの電動化や電気自動車(EV)への移行のためだという。
・スバルは以前、2028年までにグローバルで8つの電気自動車(EV)モデルを生産すると発表していた。
・2025年型の「レガシィ」は今春、米国のスバル販売店に到着し、価格は2万4,895ドルからとなる。
・「レガシィ」は、インディアナ州ラファイエット(Lafayette)工場で生産されたスバル初のモデルとして1989年に市場に投入され、米国での6世代にわたる累計販売台数は130万台に達している。
・初代「レガシィ」は、マルチポイント式燃料噴射、4輪ディスクブレーキ、独立式サスペンション、フルタイムAWDを備えた競争力のあるミッドサイズセダンおよびワゴンとして米国市場に投入された。
・「レガシィ」ワゴンは、後のスバル「アウトバック(Outback)」の基礎となった。