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2024年04月25日(木)

・三菱自動車のフィリピン法人Mitsubishi Motors Philippines Corp. (MMPC)は4月22日、フィリピンにおける2023年度の小売販売台数が前年比34.4%増の8万1,473台となり、2017年以来の過去最高台数を記録したと発表した。同社のマーケットシェアは18.5%と、前年に比べて2.3%ポイント増となった。

・モデル別では、コンパクトセダン「ミラージュ(Mirage) G4」の販売が大幅増となったほか、MPVでトップシェアとなったクロスオーバーMPV「エクスパンダー(Xpander)」や、1月に投入した新型ピックアップの「トライトン(Triton)」が販売台数を押し上げた。商用バン「L300」も好調だった。

・ラグナ州サンタロサ(Santa Rosa)工場の生産能力が向上したことにより、多数のCKD車の生産が可能となった結果、「ミラージュ」2万6,139台、「L300」1万3,101台の販売につながった。フィリピン自動車工業会(CAMPI)によれば、「エクスパンダー」(2万4,178台を販売)がフィリピン最量販MPVとなった。

・同社は今回の業績について、様々な外的要因がある中、2024年1月に新型「トライトン」をタイムリーに投入できたことが寄与したと語った。

・この勢いを維持し、2024年度についても現行のラインアップと年内に投入予定の新車を原動力に、さらなる成長を目指すとしている。

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2024年04月24日(水)

・三菱自動車は4月24日、欧州市場向けのコンパクトSUV「ASX」のフロントをダイナミックなデザインに一新するとともに、コネクテッド機能や安全機能を強化するなど大幅改良を施し、2024年6月より欧州の一部市場で販売を開始すると発表した。

・「ASX」はアライアンスパートナーであるルノーよりOEM供給を受けるCMF-Bプラットフォームを採用した2列5人乗りのコンパクトSUV。改良型モデルは、5月にルノーのスペイン・バリャドリード(Valladolid)工場で生産が開始される。

・10.4インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオを新たに採用するとともに、三菱車で初めてGoogle を搭載。新開発のモバイルアプリ「My Mitsubishi Motors」も展開する。安全機能ではパークアシスト、アラウンドビューモニターを装備し、後退時交差車両検知警報システム(RCTA)など予防安全技術も充実させた。

・パワートレインはハイブリッド(HV)マイルドハイブリッド(MHV)、ガソリンエンジンを設定。HVは1.6Lガソリンエンジンに駆動用と発電用の2つのモーター、マルチモードATと1.2kWhの駆動用バッテリーを組み合わせ、バッテリー残量を温存しながら走行する「Eセーブ」モードを新たに採用した。MHVは1.3L直噴ターボエンジンに6速MTまたは7速DCTを組み合わせ、ガソリンバージョンは1.0Lターボエンジンに6速MTを組み合わせている。

三菱自動車のリリース

2024年04月10日(水)

・三菱自動車は4月8日、フィリピンの現地金融機関であるセキュリティバンクと、三菱自ブランド車を専門に取り扱う合弁販売金融会社 「三菱自動車ファイナンスフィリピン株式会社」を設立することで合意したと発表した。出資比率は三菱自が51%、セキュリティバンクが49%。

・新会社は2025年度に事業開始予定。この合弁事業により、セキュリティバンクが持つ豊富な販売金融商品とサービスを、三菱自の顧客とディーラーに対して提供することが可能となり、三菱自はフィリピンでの更なる販売拡大を推し進めるとしている。

・三菱自は中期経営計画「Challenge 2025」の中でASEAN地域を「成長ドライバー」と位置づけ、経営資源を集中させ、多くの新モデルを投入することで販売・収益の拡大を図ることを発表している。

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