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 ニュース
2024年04月18日(木)

・JLRは4月16日、エネルギー貯蔵の新興企業であるAllye Energyと提携し、ゼロエミッション充電を実現するバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)を開発すると発表した。 

・Allye MAX BESSは、JLRのセカンドライフバッテリーを初めて使用するもので、「レンジローバー(Range Rover)」と「レンジローバー スポーツPHEV (Range Rover Sport PHEV)」のセカンドライフバッテリーパック7個を収納できる。このBESSはフル稼働状態で270kWhのエネルギーを蓄えることができ、一度に最大9台の「レンジローバーPHEV」の充電が可能だという。 

・このBESSの重量は3.5トン未満であるため、販売店やJLRの拠点にエネルギー貯蔵ソリューションとして提供することができる。そうすることで、JLRのネットワークが太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用できるよう、支援することになる。このユニットは、JLR以外でも使用できるように市販される予定である。 

・JLRのエンジニアリングチームは、今年後半発売予定の新型「レンジローバー エレクトリック(Range Rover Electric)」のテスト中のゼロエミッション充電用として、このBESSを初めて使用する予定である。1,000時間を超えるテストにBESSを使用し、1年間で1万5,494kg以上のCO2を削減するという。 

Based on JLR press release

2024年04月16日(火)

・JLRは4月12日、英国ヘイルウッド(Halewood)工場で新たな車体工場棟の完成が近づいていると明らかにした。広さ3万2,000平方メートルの新施設は、JLRにとって初の2フロアにまたがる大規模な製造システムが取り入れられた施設となる。

・新施設は既存の車体工場とつながっており、車体を旧施設から新たな自動ドアを通じて新車体工場まで移動させる経路を提供する。また、新施設ではドアの取り付け工程の完全自動化を実現する。

Based on JLR social media updates

2024年03月21日(木)

・JLRは3月19日、Reimagine戦略の下で次世代電気自動車(EV)の開発をさらに加速させるため、英国のGaydonおよびWhitleyにある施設で電動化エンジニア250人を採用すると発表した。新規雇用されるエンジニアはすべて、JLRのGaydon Engineering CentreとWhitley にあるFuture Energy Labに拠点を置く予定。

・JLRはこの250人のうち40人以上をバッテリーエンジニアとして採用する見込み。バッテリーエンジニアは高度なエネルギー貯蔵システム、バッテリーセルの設計、セルスタック組み立てに加えて、JLRの次世代車両アーキテクチャ専用のバッテリーおよび電気システムに不可欠なハードウェアとソフトウェアも担当する。

・今回の新規雇用は、バッテリーセルの化学、設計、システムにおける同社の専門性を高め、主要顧客としてJLRにセルを供給するサマセット州にあるAgratasのギガファクトリーをカバーする最新のEVバリューチェーンを強化する。

・JLRが次に発売するEVは、ソリフル(Solihull)工場で生産される「レンジローバー エレクトリック(Range Rover Electric)」だという。

Based on JLR press release