・4月25日付の複数の米国メディアは、2025年型からフルサイズSUVのGMC「ユーコン(Yukon)」AT4グレードに3.0L直列6気筒Duramaxターボディーゼルエンジンの改良型が搭載されると報じた。同じエンジンは、既に2023年型以降のフルサイズピックアップトラックのシボレー「シルバラード(Silverado) 1500」、GMC「シエラ(Sierra) 1500」に搭載されており、また、フルサイズSUVの2025年型シボレー「サバーバン(Suburban)」、2025年型「タホ(Tahoe)」にも搭載されるという。
・先代エンジン(3.0L I6 LM2)に対し、改良型エンジン(3.0L I6 LZ20)では、燃焼室構造が改良され、新しいスチールピストンや燃料インジェクター採用されている。また、ターボチャージャーコンプレッサーが再チューニングされ、温度制御機能も改良されている。
・最高出力は277hpから305hpに、最大トルクは460 lb-ftから495 lb-ftにアップしており、それぞれ10%、7.6%向上している。詳細は明らかにされていないが、燃費も向上している。
・改良型「ユーコン」は、引き続きGM T1プラットフォームをベースにテキサス州アーリントン(Arlington)工場で生産される。
(Multiple sources on April 25, 2024)