・ホンダの中国法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は4月25日、中国で開催中の2024年北京モーターショー(会期:4月25~28日、プレスデー含む)で、電気自動車(EV)「e:N(イーエヌ)シリーズ」の第2弾として、広汽ホンダの新型EVセダン「e:NP2」を披露し、同日付で発売したと発表した。6月には東風ホンダの新型EVセダン「e:NS2」も発売される。
・新型「e:NP2」は伸びやかでクリーンなデザインで、新型「e:NS2」は見る人に刺激を与えるエモーショナルなデザインで、異なるスマートな未来感をそれぞれ表現したという。
・いずれもe:Nシリーズ専用の「e:N Architecture F」をベースとする。大容量バッテリーを採用し、制御技術や走行抵抗の低減により、新型「e:NP2」では545kmの航続距離(CLTC基準)を実現。
・インテリアは、水平基調ですっきりしたインストルメントパネルを導入すると共に、上質な素材に包まれる心地よい空間を目指した。インテリジェントヒーティングシステムがホンダ車として初採用され、エアコンとヒーターの協調制御などで電力消費を抑え、乗員を効率よく暖める。また、大型ディスプレーオーディオやスマホアプリから好みの香りを選択できるアロマシステムもホンダ車として初採用された。
・エクステリアは、SUVのようなユーティリティーの高さとセダンのような流麗なフォルムを両立しながら、洗練された未来感を演出したとしている。