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2024年04月26日(金)

・フォードは4月24日、2024年第1四半期の決算を発表した。グローバルの卸売台数は前年同期比1%減の104万5,000台、売上高は同3%増の428億ドル、調整後EBITは6億ドル減の28億ドルの黒字だった。純利益は4億ドル減の13億ドルの黒字となった。

・事業別では、ガソリン車やハイブリッド車(HV)を扱うフォード・ブルー(Ford Blue)は、卸売台数が前年同期比11%減の62万6,000台で、売上高は同13%減の218億ドル、EBITは前年より17億1,800万ドル減の9億500万ドルだった。

・電気自動車(EV)を扱うフォード・モデルe (Ford Model e)は、卸売台数が前年同期比20%減の1万台で、売上高は同84%減の1億ドル、EBITは13億2,000万ドルの赤字で前年同期より5億9,800万ドル悪化した。

・商用車やサービスを扱うフォード・プロ(Ford Pro)は、卸売台数が前年同期比21%増の40万9,000台で、売上高は同36%増の180億ドル、EBITは前年同期より16億4,200万ドル多い30億800万ドルだった。重量級のフルサイズピックアップトラック「Fシリーズ スーパーデューティ(F-Series Super Duty)」やフルサイズバン「トランジット(Transit)」の需要増が貢献したという。

・フォードは2024年通期のEBIT見通し(110~120億ドル)を据え置いた。事業別でもフォード・ブルーが70~75億ドルの黒字、フォード・プロが80~90億ドルの黒字、フォード・モデルeは50~55億ドルの赤字に変更がなかった。

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2024年04月25日(木)

Fordの2024年第1四半期の業績が発表された。
・売上高は、前年同期比3.1%増の427億7,700万ドル。前年の414億7,400万ドルに対して13億300万ドル増加した。
・営業利益は前年同期比42.0%減の12億2,500万ドル。前年の21億1,300万ドルに対して8億8,800万ドル減少となった。
・純利益は前年同期比24.2%減の13億3,200万ドル。前年の純利益に対して4億2,500万ドル減少となった。

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2024年04月18日(木)

・フォードが米国でコンパクトオフロードSUV「ブロンコスポーツ(Bronco Sport)」とコンパクトピックアップトラック 「マーベリック(Maverick)」45万台超をリコールすると発表したと、4月17日付のデトロイトニュースが報じた。バッテリーの検出機能の問題で駆動力が失われ、衝突のリスクが高まる可能性があるという。

・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が公表した資料によると、「ブロンコスポーツ」と「マーベリック」のボディ及びパワートレイン制御モジュールは、バッテリー残量の変化を検出できない可能性があるという。

・検出できない場合、バッテリー残量が少なくなると、突然エンストしたり、再始動できなくなったりするなどの予期しない駆動力の低下や、ハザードランプなどの他の電気系統の機能が使えなくなることがあるとしている。

・2020年2月から2024年3月までに生産された2021-2024年型モデルの「ブロンコスポーツ」約40万2,978台と、2021年2月から2022年10月までに生産された2022-2023年型モデルの「マーベリック」約5万3,587台の計45万6,565台がリコール対象車となる。

・この問題を是正するため、フォードは5月13日にオーナーに通知書を郵送し、ディーラーが対象車のボディ及びパワートレイン制御モジュールを無償で再調整するという。

・フォードは4月8日の週にも、「ブロンコスポーツ」とコンパクトクロスオーバーSUV「エスケープ(Escape)」の一部約4万3,000台について、ガソリンが燃料噴射装置から高温のエンジン表面に漏れ出し、火災の危険性が高まるとしてリコールを発表している。しかし、このリコール対策には燃料漏れの修理が含まれていなかったため、連邦政府機関による調査が行われている。

(Detroit News article on April 17, 2024) (U.S. NHTSA document on April 12, 2024)