Tiguan (VW)

 ニュース
2024年05月14日(火)

・マレーシアの国際貿易産業相(Minister of International Trade and Industry)は、VWグループのマレーシア法人Volkswagen Group Malaysia (VGM)との会談で、同社幹部がマレーシアをVWブランド車の輸出拠点にすることを計画していることを明らかにしたと公表した。現地メディアPaul Tanが5月9日に報じた。

・VGMは、内燃エンジン車に加えて、電気自動車(EV)の現地生産を計画しているという。しかし、具体的なモデル名や生産開始時期についての詳細はまだ明らかにされていない。

・現在、VWブランド車では「アルテオン R-Line (Arteon R-Line)」、「ゴルフ GTI (Golf GTI)」、「ティグアン Allspace (Tiguan Allspace)」、新型「トゥアレグ R-Line (Touareg R-Line)」といったモデルがコングロマリットDRBハイコム(DRB-Hicom)のペカン(Pekan)工場で生産されている。

(From an article of Paul Tan on May 9, 2024 and MITI Minister social media updates)

2024年04月15日(月)

・VWは4月12日、ドイツ・ヴォルフスブルク(Wolfsburg)工場でCセグメント5ドアハッチバックの改良型「ゴルフ(Golf)」の生産を開始したと発表した。

・第8世代となる改良型「ゴルフ」の主な変更点として、プラグインハイブリッド(PHV)バージョンが設定された。PHVバージョンのEVモードでの航続距離は100km超、総合モードでの航続距離は約1,000kmとなる。PHVバージョンの追加は、既存のパワートレインであるTSI、TDI、eTSIマイルドハイブリッドを補完するもので、PHVバージョンにはDC急速充電機能も搭載されている。

・「ゴルフ」はヴォルフスブルク工場で最も多く生産されているモデルで、その累計生産台数は2,000万台以上にのぼる。2位は「ビートル(Beetle)」で約1,200万台、3位は「ティグアン(Tiguan)」で350万台弱が生産されている。

(VW press release on April 12, 2024)

2024年04月11日(木)

・4月9日付の複数のメキシコ現地メディアの報道によると、VWはプエブラ(Puebla)工場にて生産ラインの調整が必要になったため、コンパクトクロスオーバーSUV「ティグアン(Tiguan)」の生産ラインを1カ月間休止すると発表した。

・VWの独立系労働組合(SITIAVW)によると、ライン休止は4月15日から開始され、1カ月後の5月13日に稼働を再開する予定だという。その間、600人の従業員の給与が43%削減される。

・そもそもライン休止は3月19日に開始される予定だったが、組合側はコンパクトセダン「ジェッタ(New Jetta)」の生産ラインに従業員を移して欲しいと申し出て、休止の開始が1カ月遅れていた。

(Multiple sources on April 9, 2024)