・日産は3月27日、25日に発表した2026年度までのグローバル経営計画「The Arc」のもとで、アフリカ、中東、欧州地域での電動化と成長を加速させると発表した。
・欧州では計画の最終年度となる2026年度末までに、電気自動車(EV) 5モデルを投入する。これには「リーフ(Leaf)」、「ジューク(Juke)」、「マイクラ(Micra)」の後継車が含まれる。ルノーグループでEVやソフトウェアの開発・製造を手掛けるアンペア(Ampere)と協力し、商用バンの新型「インタースター(Interstar)」のEVバージョンや電気バン「FlexEVan」をベースとした商用電気バンを投入する。欧州市場では、計画の最終年度までに総販売台数を40%超伸長させ17万台超とする計画。
・アフリカでは、販売を2023年度の実績から5万6,000台増加させ、11万台とする。e-POWER技術を継続的に導入し、計画の最終年度までに南アフリカにEVを投入する。アフリカ市場ではインド製の新型SUV 2モデルも発売する予定。
・中東では、日産ブランドからSUV 5モデルを投入する計画で、うち2モデルはインドからの輸入モデルとなる。