Leaf (Nissan)

 ニュース
2024年03月29日(金)

・日産は3月27日、25日に発表した2026年度までのグローバル経営計画「The Arc」のもとで、アフリカ、中東、欧州地域での電動化と成長を加速させると発表した。

・欧州では計画の最終年度となる2026年度末までに、電気自動車(EV) 5モデルを投入する。これには「リーフ(Leaf)」、「ジューク(Juke)」、「マイクラ(Micra)」の後継車が含まれる。ルノーグループでEVやソフトウェアの開発・製造を手掛けるアンペア(Ampere)と協力し、商用バンの新型「インタースター(Interstar)」のEVバージョンや電気バン「FlexEVan」をベースとした商用電気バンを投入する。欧州市場では、計画の最終年度までに総販売台数を40%超伸長させ17万台超とする計画。

・アフリカでは、販売を2023年度の実績から5万6,000台増加させ、11万台とする。e-POWER技術を継続的に導入し、計画の最終年度までに南アフリカにEVを投入する。アフリカ市場ではインド製の新型SUV 2モデルも発売する予定。

・中東では、日産ブランドからSUV 5モデルを投入する計画で、うち2モデルはインドからの輸入モデルとなる。

Based on Nissan press release

2024年03月29日(金)

・日産自動車は3月26日、スペインで電気自動車(EV)1万台以上が年間1万7,500トンのCO2排出量を削減していると発表した。スペインの全EVフリートに占める日産EVフリートの割合は6%。 

・日産はスペインで第2世代「リーフ(Leaf)」、「アリア(Ariya)」、「タウンスター(Townstar)」バンの3モデルを販売している。 

Based on Nissan press release

2024年03月07日(木)

・英国のクリーンテクノロジー企業Altiliumは3月4日、英国で製造される電気自動車(EV)用バッテリーの持続可能性を改善するため、日産が主導する共同プロジェクトに参加すると発表した。

・両社は、原材料のリサイクルを最適化し、バッテリー材料のクローズドループモデルを開発することで、天然資源の採掘の必要性を減らすために協力する。このリサイクルモデルには、日産のEV「リーフ(Leaf)」の使用済みバッテリーから出る廃棄物や製造工程で出る端材を処理し、将来のEVバッテリーでテストするための高ニッケルの正極活物質(CAM)を製造することが含まれる。

・このプログラムは英国先進推進技術センター(Advanced Propulsion Centre: APC)による共同プロジェクトの一環であり、ベッドフォードシャー州クランフィールド(Cranfield)にあるNissan Technical Centre Europe (NTCE)の技術的専門知識と研究開発能力を強化するものである。このコンソーシアムには、バッテリーメーカーであるAESCと、英国におけるセカンドライフバッテリーエネルギー貯蔵ソリューションのリーディングプロバイダーであるConnected Energyも参加している。

・このAPCからの資金援助により、Altiliumはティースサイド(Teesside)に計画している英国初の産業規模リサイクル工場の建設など、リサイクル施設のスケールアップを加速できる。

Based on Altilium UK press release