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インド:長期的成長を展望し、日本各社は設備能力を増強

国内販売は減少傾向が続き、各社は輸出を強化

要 約

インドの自動車生産・国内販売・輸出台数
インドの乗用車市場シェア

インドにおける2013年4-8月の自動車生産台数は前年同期比3.2%減の158万台、新車販売台数は7.0%減の126万台。景気後退や高金利の影響で、自動車市場は伸び悩んでいる。しかし、12億の人口を抱え、中間層が急拡大しているインド市場の潜在需要は大きく、輸出拠点としての重要性も増していることから、各社は新型車投入や生産車種拡大、設備能力増強を進めている。

インド市場では物品税率が低い全長4m以下の小型車が中核を占めているが、近年はSUVの人気も高く、新型車も小型車とSUVの投入が拡大している。

乗用車市場で41%のシェアを有する最大手のMaruti Suzukiは、年産能力25万台の新工場を建設する計画だが、インド市場の需要減退により稼働を2016年4月以降とする見込み。ホンダは2014年に年産能力12万台の新工場を稼働。小型商用車では、日産がAshok Leylandと2014年3月期中に年産能力15万台の合弁工場を建設、いすゞは2015年末に年産能力12万台の工場を新設する。中・大型商用車の生産では、Scaniaが2013年中に大型トラック・バスの生産工場を稼働する計画。

LMC Automotive社の2013年8月の予測によると、インドの2013年light vehicle販売台数は前年比12%減の288万台となる見込み。景気の減退、高いローン金利、可処分所得の低減等により、中間層の人々の多くは車の購入を控えている。現在、市場は低迷しているが、LMCA社は、長期的にはインド市場が毎年10%以上成長するとし、2016年にはlight vehicle販売が446万台に達すると予測している。


関連レポート:
インドの日系部品メーカー(2013年8月掲載)
スズキ:日本、インドに加え、東南アジアでの生産・販売を強化
(2013年5月掲載)







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