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 ニュース
2024年06月03日(月)

・5月29日付のアルゼンチンメディアMotor1の報道によると、フォードは8,000万ドルの投資により、アルゼンチン・パチェコ(Pacheco)工場で新エンジンの生産を開始すると発表した。

・2023年3月に発表されたこの投資は、フォードがパチェコ工場で「レンジャー(Ranger)」シリーズ向けに生産する新しいハイテクエンジンに使用される。

・新エンジン工場は6月に稼働を開始し、現地製の自動車部品の統合が強化されるという。

・アルゼンチンでは「レンジャー」モデルに、2.0L Pantherターボディーゼルエンジン、2.0L Pantherバイターボディーゼルエンジン、3.0L Lion V6ターボディーゼルエンジンの3つのエンジンオプションを設定している。フォードはどのエンジンを現地生産するか正式に発表していないが、プロジェクトの第1段階はPantherシリーズから開始される見込み。

・8,000万ドルの投資により、工場改修、新たなプレスライン、新しいサプライヤーネットワークなどのパチェコ工場での6億6,000万ドルの「レンジャー」プロジェクトが完了した。

(Motor1 Argentina on May 29, 2024)

2024年06月03日(月)

・フォードとSK Onの合弁会社であるBlueOval SKは5月28日、Xへの投稿で、ケンタッキー州に建設中のBlueOval SK Battery Parkの生産開始時期が、予想されていた年明けではなく、2025年後半になることを明らかにした。

・BlueOval SKは同パーク内に2つの工場を建設中だが、当面は1つの工場のみを使用する予定。また、最近ミシガン州のBlueOval Battery Park Michiganの規模縮小も決定した。

・一方、テネシー州のBlueOval Cityの複合施設については、フォードが電動化戦略の見直しを続けているため、次世代電気ピックアップトラックの生産開始予定時期が2025年から2026年に延期されると最近発表された。
・ケンタッキー州とテネシー州での建設作業が続く中、ケンタッキー州のBlueOval SK Battery Parkでは、来年の生産開始に向けて従業員を教育するための新しいトレーニングセンターが最近開設された。

(BlueOval SK tweet and other sources on May 28, 2024)

2024年05月31日(金)

・Euro NCAP (ユーロNCAP)は5月29日、注目車の安全性評価の結果を発表した。その中には、VW「ティグアン(Tiguan)」、Maxus(大通)「大家(MIFA) 7」、フォード「トルネオ カスタム(Tourneo Custom)」、そして吉利汽車(Geely)傘下の新ブランドである極氪汽車(Zeekr)の「001」と「X」の2車種が含まれる。

・VWの3代目となるコンパクトクロスオーバーSUV「ティグアン(Tiguan)」は、5つ星を獲得した。同車は、自動緊急ブレーキ(AEB)や車線維持支援、ドライバーの疲労を監視するシステムなど、最新の安全技術を搭載している。

・上海汽車(SAIC Motor)の一部門であるMaxusのラグジュアリーMPV「大家7」は、総合評価で5つ星を獲得した。今夏に欧州で発売される同車は、ラボでの衝突テストで高得点を獲得している。

・フォードの中型MPV「トルネオ カスタム」は、同社の中型バン「トランジット カスタム(Transit Custom)」の乗用車バージョンである。標準装備での総合安全評価は3つ星で、オプションのセーフティパックにアップグレードすると4つ星になる可能性がある。

・DセグメントハッチバックのZeekr「001」は、ユーロNCAPの総合評価で最高ランクの5つ星を獲得している。同社は競争力のあるコンパクトSUV「X」もラインアップしており、こちらも高い安全性能と総合評価5つ星を獲得している。また両車両とも、最近のグリーンNCAP評価でも最高評価の5つ星を獲得している。

・さらに、コンパクトクロスオーバー電気SUVのルノー「セニック(Scenic) E-Tech」は、2022年のテスト規定に基づき、パートナー車であるコンパクトハッチバックの電気自動車(EV)「メガーヌ(Megane) E-Tech」と同様に5つ星を獲得した。

Based on Euro NCAP press release