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欧州メーカーのEV/HV計画:VWとDaimlerがPHVを積極投入

BMWはEV "i3"を2013年、PHV "i8"を2014年に発売

2013/04/30

要 約

 本レポートは、欧州自動車メーカーの電動車両、EV(Electric vehicle)、HV(Hybrid vehicle)およびPHV(Plug-in hybrid vehicle)の開発・発売計画について報告する。

 電動車両の販売は順調とは言えないなかで、各社は2013~2015年に積極的な発売を計画している。その背景としては、下記要因が言われている。

 ・現在発売されている車種は、電動車両のより早い普及が見込まれていた数年前に企画された。

 ・年々厳しくなる日米欧の燃費規制、CO2規制に対応するためには、何らかの電動車両の導入が必要である。

 ・米国California州では、「ZEV規制(2025モデルイヤーで、販売台数の15.4%をEV、PHVまたはFCV(Fuel cell vehicle)とすることを求める)」の実施を予定、2018モデルイヤーから規制が開始される。他に9州がCalifornia州に追随予定。

 ・燃費効果が特に大きいEVとPHVの販売は、現在は電池の価格、航続距離、充電インフラが十分整備されていない、などの理由で伸び悩んでいる。しかし、電池の量産によるコストダウンが期待され、またどこかでブレークスルーが起きる可能性もある。

 Daimlerは、幅広く電動車両を設定するが、次期型S-class、C-classからPHVを中大型車に設定していくとされる。BMWは、EV "i3"を2013年に、PHV "i8"を2014年に発売する。また2015~2016年に発売する次期型7 SeriesにPHVを設定する。VWは、eDSGのシステムを導入し、MQBプラットフォームベースの全てのモデルを容易にHV化またはPHV化できる体制とした。またPHVを大幅拡充する方針。

 PSAは、現在進めているディーゼルHVのHybrid4に加え、空圧式のHybrid Airを開発中。Renaultは、2013年初めに、EVのなかで最量販車となることを期待する"Renault ZOE"を発売した。マス広告も本格的に開始するとしている。

B-class E-cell CrossBlueコンセプト
BMWが2014年に発売するPHV"i8"コンセプト
(2013年4月の上海モーターショー配布資料から)
VWが2013年4月上海モーターショーに出展したPHV
CrossBlue Coupeコンセプト

 
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