SAE 2012 World Congress (1): 自動車メーカーの展示取材

Get connectedをテーマにFord Focus、ホンダ FitなどのEVが出展

2012/05/23

要 約

 以下は米国デトロイトで開催されたSAE 2012 World Congress (2012年4月24日~26日)で、自動車メーカー6社 (Ford, Chrysler, GM、日産, ホンダ, Hyundai,)が展示した新技術、新車両の概要である。

 今年のテーマは"Get connected"。Connectは、今後の更なる自動車産業の発展を促すインフラ、インターネット、電力グリッドなどとクルマとの繋がりという、文字通りの意味のほかに、SAEでは技術発表や展示会がクルマの次世代技術を開発するエンジニア達をconnectする重要な場であると捉えている。今年の自動車メーカーの展示ブースの数は、昨年、一昨年と同じ6社であったが、サプライヤーの出展ブース数は、昨年の約140社から約100社に大幅に減った。リーマンショック前には約300社のブースがあった。自動車メーカー各社が出展した内容は次の通り。(順不同)


 注:文中hwyとあるのはEPAのhighway走行条件での燃費。mpgはmiles per gallonの略


昨年のSAE取材レポート:SAE 2011自動車メーカー編 (2011年4月)、部品サプライヤー編 (2011年5月) 

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