日本の新車販売:2012年は補助金/減税効果で501.6万台見通し

2011年の新車販売は、震災影響で15.0%減の421.0万台

2012/01/17

要 約

 2011年の日本の新車販売は、東日本大震災/タイ洪水の影響を受け、前年比15.0%減の421.0万台となった。2012年は、エコカー補助金/減税の政策効果で、19.1%増の501.6万台見通し(日本自動車工業会会)。

 乗用車市場では、震災による生産停滞から早期に回復した日産はシェア2位となった。一方、震災の影響から脱するのに時間がかかり、洪水によりタイ工場が浸水したホンダはシェア3位に転落。モデル別の販売では、トヨタ プリウスが前年比20%減も、3年連続首位。ホンダ フィットが2位に浮上した。

(一部、2012年1月19日追記)


 関連レポート:日本メーカーの2011年度見通しとタイ洪水の影響(2011年11月)

                 日本メーカーの生産状況と決算:2011年夏には通常操業へ(2011年5月)

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