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2024年05月30日(木)

・テスラは5月23日、年次報告書「2023年インパクトレポート」を公開した。

・2023年インパクトレポートのハイライトでは、テスラのエコシステム全体が化石燃料に取って代わるように設計されており、2023年には、テスラの顧客が同社の製品を使用することによって削減した量は二酸化炭素相当量(CO2e)で換算すると2,000万トン以上に及ぶという事実が強調されている。

・テスラは、車両の生産過程とライフサイクル全体を完全に脱炭素化する可能性を示している。

・そのための取り組みとして、テスラでは、ミッドサイズ電気SUV「Model Y」後輪駆動車4万3,000台分のバッテリー材料の回収をサポートするバッテリーリサイクルを実施している。

・テスラは、自社の工場が業界で最も持続可能な工場であることを強調している。

上海ギガファクトリー(Gigafactory Shanghai)では、フリーモント(Freemont)工場と比べて生産車両1台当たりのエネルギー消費量が35%削減されているほか、ネバダギガファクトリー(Gigafactory Nevada)のHVACシステム全体の49%がダイナミックコントロールによって制御されている。

・また、2023年にはベルリンギガファクトリー(Gigafactory Berlin)で使用する電力の100%が再生可能エネルギーでまかなわれた。

・2023年のテスラの太陽光発電の顧客は、生産、サポート、研究、販売、サービス、配送拠点を含むテスラの全拠点で使用する電力を3倍以上まかなえるだけのゼロエミッション電力を発電することができた。

(Tesla 2023 Impact Report released on May 23, 2024)

2024年05月27日(月)

・業界データや情報筋によると、テスラは3月以降、上海ギガファクトリー(Gigafactory Shanghai)での電気SUV「Model Y」の減産を始めているという。同社は3月から6月にかけて、「Model Y」の生産を少なくとも20%削減する予定とみられる。

・今回の減産は、テスラにとって2番目に大きい市場である中国でのモデル投入から時間が経った「Model Y」の需要減に対応するためとされている。

・中国汽車工業協会(CAAM)のデータによると、「Model Y」の中国での生産台数は、3月が前年比17.7%減の4万9,498台、4月が前年比33%減の3万6,610台だった。

・上海ギガファクトリーで生産する車両の大半が販売される中国では、EVメーカー間で熾烈な価格競争が繰り広げられている。

(multiple sources on May 24, 2024)

2024年05月27日(月)

・テスラは5月23日、上海メガファクトリー(Shanghai Megafactory)の建設を正式に開始したと、同日付の複数の米国メディアが報じた。上海メガファクトリーは、テスラが初めて米国外で建設する大型蓄電システムを生産する専用工場となる。

・上海メガファクトリーは、テスラが電気自動車(EV)を生産する上海ギガファクトリー(Gigafactory Shanghai)に近い臨港地区に位置する。

・新工場の建設費は約14億5,000万元(約313億円)となる予定で、敷地面積は20万平方メートルに及ぶ。

・テスラ上級副社長のTom Zhu氏は、上海メガファクトリーは2025年の第1四半期にメガパックバッテリーの生産を開始する予定であると述べた。

・上海メガファクトリーは、年間1万個のメガパックバッテリーを生産する予定。これは約40GWhのエネルギー貯蔵に相当し、上海の5万世帯に1年間電力を供給するのに十分なエネルギー量である。

・グリッド用に設計されたメガパックバッテリーの蓄電容量は3.9MWhで、これは3,600世帯の1時間分の電力量に相当する。

(multiple sources on May 23, 2024)