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2024年05月28日(火)

・いすゞは5月28日、Japan Mobility Show 2023 (会期:10月25-28日、プレスデー含む)で世界初公開した電気路線バス「エルガ(ERGA) EV」の一部車型(ショートホイールベース・都市型モデル、70人乗り)を先行して同日付けで発売したと発表した。

・「エルガEV」は、国内初となる車内フロアのフルフラット化を実現。バッテリーパックを屋根上と車体後部の床下に配置したことで、レイアウトの自由度を高め、車内前部の乗降口から最後部座席まで段差のないバリアフリー化を図ったという。さらにEVがもたらすスムーズな加速感と低騒音・低振動が相まって、快適性も大幅に向上した。

・パワートレインは、リアアクスルの左右それぞれにモーターを内蔵した「インアクスルモーター」を採用し、フロアを低床化した。従来のディーゼルエンジンモデルと同等の動力性能(最高力250kW、最大トルク 960Nm)を確保しながら、一充電走行距離が360kmと、路線バスで使用される航続距離をカバーした。350Vで充電できる高電圧バッテリー(245.3kWh)を採用し、出力50kWの急速充電(CHAdeMO)を使えば、3.2時間で20%の残量から80%まで充電可能。

・バスとしては初めて、いすゞ独自のコネクテッド技術を活用した、遠隔で車両コンディションをモニターできる「プレイズム」を採用した。

・先進安全機能では、ドライバーステータスモニター(DSM)で異常を検知してドライバー異常時対応システム(EDSS)が作動すると、車両が停止した後に自動でパーキングブレーキが作動し、坂道などでも安全に車両を停止させる機能を国内路線バスで初めて採用した。

・「エルガ EV」のショートホイールベース・都市型モデルの車体サイズは、全長10,545mm × 全幅2,485mm × 全高3,330mm、ホイールベースは4,990mm。

・いすゞは、「エルガ EV」の年間販売目標を150台に設定している。

いすゞのプレスリリースをみる 1 / 2

2024年05月16日(木)

・いすゞの南アフリカ現地法人Isuzu Motors South Africa (IMSAF)は5月14日、圧縮天然ガス(CNG)と軽油で走るディーゼルデュアルフューエル(CNG-DDF)技術を導入したと発表した。信頼性を実証するため、CNG-DDF向けに改造したトラックの試験を5年間実施したという。

・ディーゼルデュアルフューエルバージョンは現在、ロングホイールベースのトラック20車種で選べる。

・いすゞのCNG-DDFの操作は容易で、ディーゼルモードからデュアルフューエルモードへの切り替えがボタン一つで行える。ディーゼルサイクルエンジンはディーゼルモードが標準で作動する。CNGが空になった場合や、システムが異常を検出した場合には自動でディーゼルモードに切り替わる。

・エンジンは、ディーゼルと天然ガスの両方を使用し、同等のトルクと出力を発揮するとしている。

Based on Isuzu Motors South Africa press release

2024年05月15日(水)

Cumminsといすゞ自動車は、いすゞの新型中量級トラック向けに、両社が共同開発した6.7リットルエンジンを発売すると発表した。

・「いすゞDB6A」は、日本市場向けに生産されるハイウェイトラック用エンジンであり、2024年後半にはアジア太平洋市場およびその他の世界市場で投入される予定。

・このエンジンは栃木県にあるいすゞのエンジン工場で組み立てられる。

・両社は、次世代パワートレインの効率的な開発を実現するため、2019年5月に「いすゞ・Cummins・パワートレインパートナーシップ」を締結した。

・両社は、中型ディーゼルエンジンのパワートレイン分野でグローバルに協業することで合意しており、今回開発したDB6Aは、中量級トラック「FORWARD」に搭載される最初のエンジンとなる。

・2022年、Isuzu North America Corporation Commercialは、米国とカナダ向けの「FTR」および「FVR」トラックにCummins B6.7エンジンを採用した。

(2024年5月13日付プレスリリースより)