・東風汽車傘下のプレミアム新エネルギー車(NEV)ブランドの嵐図汽車(Voyah)は5月30日、レンジエクステンダーSUVの新型「嵐図Free 318」の予約販売を開始し、6月14日に発売すると発表した。
・デュアルモーターを搭載し、インテリジェント四輪駆動を採用する。0-100km/h加速は4.5秒。レベル4の百度Apollo運転支援システム2.0を配し、CLTCにおけるEVモードでの航続距離は318km、総合モードでの航続距離は1,458kmとなる。
・東風汽車は5月29日、同社の代表団がエジプトとアルジェリアを訪問したと発表した。現地の自動車市場の視察、政策や事業環境を調査するとともに、北アフリカにおける東風ブランドの市場開拓を進めることが目的。
・エジプト政府とは東風汽車の電気自動車(EV)セダン「E70」のKD組立工場を建設する計画について話し合った。これはエジプト市場での東風汽車の生産能力強化を目的としている。
・アルジェリアでは、現地パートナーであるCevital Groupとともに、東風の現地本部拠点の開所式を行い、現在の提携プロジェクトの進捗と次段階の取り組みについて議論した。
・東風汽車は5月23日、傘下のプレミアム新エネルギー車(NEV)ブランドの嵐図汽車(Voyah)が2024年最初の新モデルとなるレンジエクステンダー電気自動車(EV)「嵐図Free 318」を公開し、5月30日に予約販売を開始すると発表した。
・「嵐図Free 318」は現行の「嵐図Free」をベースに、外観、航続距離、性能、インテリジェント、安全などの面でアップグレードされ、外観デザインは「ブレード・メカニカル」コンセプトを採用し、内装もアップグレードした。
・1.5Lターボのレンジエクステンダーシステムを搭載し、43kWhの琥珀電池を組み合わせることで、現行の「嵐図Free」に比べて航続距離が10%伸びた。EVモードでの航続距離は318kmに達し、ハイブリッドSUVのなかでEVモードでの航続距離が最長のモデルとなり、総合モードでの航続距離は1,458kmに達し、100km当たりの燃費は6.19Lに低減した。また、「嵐図Free 318」は同クラス唯一のスーパーシャシーを配し、軽量化のためにフルアルミニウム合金を使用し、従来の鋼材シャシーに比べ30%軽くなった。
・「嵐図Free 318」が搭載する百度Apolloの自動運転パイロットアシスト機能は、高速道路でのオートパイロット運転、都市部でのパイロットアシスト、インテリジェントパーキングの面でいずれもアップグレードした。コックピットもスマートインタラクションコックピットにアップグレードし、全シナリオの車両制御において100余りの機能が追加された。